ハミング社長ささきの日記

ネコちゃんと住まうムクの木の家 豊橋市草間町 解体工事完了

2018年2月26日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
木造住宅解体工事 豊橋市 

豊橋市内で建て替え工事が始まりました。築40年の大きな家です。二階の楕円の窓、アルミ製の屋根据え置きのバルコニーが年代を感じさせます。ブロック塀もレトロな感じで「昭和の建物」の雰囲気があふれてます。庭にも大きな石があり工事期間は約3週間の予定で始まりました。
木造住宅解体工事 豊橋市

まずは機械が入れるように入口のブロック塀を壊し庭石などを撤去。一方でご近所に迷惑が掛からない様にネットでげんばを囲います。解体は騒音やほこりなどが付きもの。ご近所さんにはご迷惑をお掛けしますので、今回も解体前にお施主様と一緒にご挨拶回りをしました。ご挨拶するとたいてい「わざわざご丁寧にすみません。おめでとうございます。」て感じでご理解いただけます。ありがたいです。
木造住宅解体工事 豊橋市
昔みたいに、何でもかんでも一緒に壊して捨ててしまうことはありません。分別解体をします。内部の畳などを外し、外部は瓦だけ外します。
木造住宅解体工事 豊橋市

その後は機械で壊しながら分別して搬出していきます。この分別が大変で時間もかかります。
木造住宅解体工事 豊橋市

上物が壊れ、床や基礎の撤去中。地中の配管も掘り出しますから場所によっては1m近く掘ることもあります。掘り出したガラは手作業です。拾って袋で分別して搬出します。


木造住宅解体工事 豊橋市
木造住宅解体工事 豊橋市

解体も終盤になると土や小石だけになります。木の根も可能な限り掘り出します。この後は整地をします。
木造住宅解体工事 豊橋市

解体完了。ガラもすべて撤去しますので本当きれいになります。基礎工事を見越して地面は少し土を多めに捨てて計画地面高さより下げました。重機で整地するので人が歩いてもフカフカすることはありません。この状態で地縄を張って(地面に糸を使って建物のアウトラインが分かるようにすること)地盤調査をします。そして新たに作るのはネコちゃんと楽しく暮らせる奥三河産ヒノキ柱で作る洋風の家です。夏には完成の予定です。洋風ですがお施主様のご希望で外壁は板張り風にツートンで仕上げます。

奥三河の木と左官塗り壁と和紙クロスで作る家 H様邸 壁下地

2018年2月24日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
壁下地工事 豊橋市

大工工事もずいぶん進み壁の下地工事が完了しました。ドア枠もついて柱の養生紙も撤去。枠材はすべて杉の節無し材、柱はヒノキ、天井の梁は杉です。来月の半ばにはこの部屋は塗り壁で仕上がります。 今日は土曜日なので奥さんとお嬢ちゃんが差し入れをもって見学に来てくれました。見学の時は私がご案内しまてす。だから建築中は1週間か、最低二週間に一度はお会いします。せっかくの家作りですから作る所を見学していただくのは大歓迎です。しっかり考えて、手際よく段取り良く、気持ちの良い腕の確かなメンバーが丁寧に作っているか体感して頂けますから。今日も「一人でこんなに作っちゃうの!スーパー大工さんですね~」と奥さんに褒めて頂いて、大工さん大喜びでした(笑)。また、これで来週から一段と気合入れて造作工事だな。
壁断熱材 豊橋市

こちらは壁の断熱材を入れたところです。白いモコモコのふとん綿みたいでしょ。実際、布団綿にかなり近い(笑)。ポリエステル繊維で特殊な編み方をしてあり湿気がこもらず素早く乾くのが特徴。だからグラスウールやロックウールの様にビニールのカバーはありません。隙間にもそのまま千切って詰め込めるので重宝です。ネックは少しお高いこと。【標準仕様なんで追加費用を頂くわけでは無いです】これと同じ素材が床下にもくまなく入ってます。とても温かですよ。
和室 豊橋市

こちらがその上にボードを張ったところです。隠れてしまうと分かりませんが、中身にはいろいろ優れものが入ってるんですよね。そう言う所をご覧いただくと、ご自分の家の良さがより分かって満足度アップです。出来上がってから「なんだかわからないけど暖かい家だね・・・。」、というのと「あのレアで高性能な断熱材が壁の中にビッシリ入ってるから自分ちはこんなにあったかなんだ!」と思うのでは大違いですよね。同じ金額を払って頂くなら、見て頂いてより納得、満足していただくほうが良いじゃないですか。家づくりも、モノとコトですからコトも大事です。
防虫材 豊橋市

隠れてしまう所と言えば外壁の中もそうです。壁は七層構造になってるので、外壁は外壁でいろいろ工夫がしてありあます。ヒノキの胴縁の横に取り付けてある黒い棒状のものは壁の中に虫やネズミやヤモリの侵入を防ぎながら、空気は通すというパーツです。これも出来上がると全く見えません。その裏に張ってある銀色のシートも見えなくなりますが、銀色なのは熱を反射させるためにアルミが蒸着してあるから。もちろん壁の中の湿気は透過させて外に放出するけど水は通さない素材です。蒸れないってことです。蒸れない=かびない=腐らない=家がとても長持ちする、と言うことで木の家ではとても重要なテーマです。
下水接続 豊橋市

こちらも土に埋まっちゃうので二度と見れないところ。道路の下水管に接続中。人の背丈より深いくらい深い所にあります。一日で終わらせる工事だからめったに見られません。水道屋さんも頑張ってます。

さて、来週は大工さんの造作工事と外壁工事が進みます。来月の今頃にはほぼ完成の予定です。完成時には見学させて頂けますので、ご興味のある方はお越し下さい。見学会の日程はまた改めてご案内しますね。

奥三河の木と自然素材で作る家 設楽の工場

2018年2月22日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ハミングの製材所 設楽町 奥三河木材協同組合 

先日、設楽に行ってきました。雪は降って無かったですが寒かった~。山間ですから風は無いのですが標高が高いので冷えるんですよね。日陰は雪も解けません。気温が低いので積もった雪もサラサラ。今は木の伐採シーズンですので丸太が大量に準備されてます。シーズンではありますが山に雪が積もると伐採作業自体ができないから、これは昨年の未だ雪が積もらない時期に伐採搬出されたものでしょう。全部杉の丸太です。

豊橋市 ハミングの製材工場 奥三河木材協同組合

工場の中も日陰には雪が・・・。手前の板は豊橋市の某小学校の工事に使われるらしい。他にも豊橋市内の幼稚園の工事用に節の無い杉材を準備中でした。相変わらず豊橋市の公共工事用の材料が多いです。もちろんハミングの家のためのヒノキ材も準備してあります。
豊橋市ハミングの製材工場 ヒノキ柱乾燥

それがこちら。柱に限らず木材は感想して体積が縮むのを見越して仕上がり寸法より一回り大きく製材します。それから乾燥機に入れ強制的に水分を抜きます。もちろん自然乾燥もしてますが、それだけでは不十分なため人口乾燥させます。これは乾燥機から出して自然乾燥中。機械で蒸気を当てて乾燥させるので内部の樹液成分で色がついてますが仕上げ挽きをするときれいになります。
豊橋市 ハミングの製材工場 ヒノキ柱

こちらは乾燥させた材を一度製材したストックしてある節の無い高級グレード材。高級材は和室の柱などに使います。たくさん製材した中で、まれに出る程度の良いものをストックしておきます。そして、注文があった時にもう一度製材して反りや狂いを取り除き加工場に持ち込まれ、そこでまた仕上げのために数ミリ削られ、鉋を掛けて使うので、丸太の段階から住宅に使われるまでに4回挽いたり削ったりするんですよ。乾燥期間もありますので、住宅に使われるまでに長いものだと10年経つものもあります。高級化粧材は柱に限らず寝かしてあるものが多いです。私もハミングの倉庫で製材して30年経つ杉板や、20年は経ってるはずの杉の化粧丸太とか持ってます。 そのくらいたつとちょっとコレクションの感覚が湧いて来て、あまり使いたく無かったりします(笑)。時々、一人で眺めて悦に入ってます。
豊橋市 ハミングの製材工場 ヒノキの板と杉板

こちらも杉やヒノキの化粧材です。かなり長いです。特別用途は決まってません。内装材で使えるところに使う材料。たまに倉庫の中をウロついて「そうだ。設計中の建物のあそこに使おう!」と閃くと「これ頂戴」と購入するわけ。これがまた楽しい。欲しいものを注文して購入すると高いんですが、工場ストック品はお値打ちですから、おかげさまでお施主さんに喜んで頂けてます。 木は一本ずつ表情が違いますし、年数と共にきれいに変化していきます。そこが木の家の醍醐味ですね。普段、味わうことの無い世界だから皆さんあまりピンとこないかもしれません。でも、本物の木の内装の家にお住まいの方ならわかって頂けると思います。木を上手に組み合わせる設計をいつもアレコレ考えてるときは本当に楽しくて幸せだな(笑)。
豊橋市 ハミングの製材工場 薪ストーブ 

そして製材工場の事務所の暖房器具がこれ。一応薪ストーブ。鋳物のだるまストーブですから本来は石炭用かな?製材ですから燃料の木材には全く困りません。いくらでも有ります。節約なんてせずボンボン豪快に燃やしてますのでとても暖かです。ただし難点は薪をくべる時はやかんを除けてストーブの上部の蓋を開け、そこから薪を投入するのでその時煤が舞うんですよね。書類に煤が付いてヘタにこすると汚れるし、服は香ばしい匂いが染みつくしで、なかなか大変なとこもありますが、レトロで気に入ってます(笑)
清嶺保育園

設楽町の窓口、清崎(きよさき)地区です。設楽は田舎ですがファミマ位ある。と言っても町内唯一のコンビニだけど。この並びに二年後に、道の駅と設楽町歴史民俗資料館がオープンします。きっと地元材をふんだんに使って作ると思いますので製材は忙しくなるかな。

奥三河のヒノキの土台、柱で作るH邸。骨組み見学会終了しました。

2018年2月12日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
豊橋市大岩町
昨日は骨組み見学会でした。建物を見せて下さり施主のH様ご夫妻に大感謝です。ありがとうございます。 工事中の現場なので材料の片付け掃除、テーブルやパネルの搬入といろいろ設営が大変なんですが、ご興味のある方にはぜひ見てもらいたいので骨組の見学会を小まめにやってます。完成すると隠れてしまう所ばかりなので完成見学会では説明できません。仕様も作り方も、材料もコストもあれころ知恵を絞って工夫してる骨組みなので、私としては自慢したくて、話したくてウズウズするんですよね(笑)。それで骨組み見学会もやってます。

お施主様もご家族でお越し下さって、改めて良さをご理解頂きました。
「ありがとうございます。夫の両親もすごくいい家で安心したと言ってくれましたし、ホントありがとうございました。」と今日メールでお礼を言われてしまい、とても恐縮してます。
差し入れ

おまけに差し入れまで頂戴して・・・。見学会させて頂いてあれこれ家作り自慢をさせてもらい、差し入れまで頂いて、ありがた過ぎてバチが当たらなきゃ良いんですが(苦笑)。
これ、二川の中原屋の「生ちょこもち」です。おいしかった~。こちらも増粘多糖類などの添加物無し、ベルギーチョコを使ってるんだそうです。お菓子も家も素材だな~とつくづく思った次第です。
ヒノキ柱

写真で見ると設楽産ヒノキの柱が一段と映えますね。無垢のヒノキ柱ならではの色つやです。
骨組みは口だけでは説明しづらいので、こんな風にパネルを使って分かりやすく解説してます。右手に見えるのはこの家の直下率の図です。直下率とは二階の柱の下に1階の柱が有る率、壁直下率は構造的な壁の下に構造的な壁が有る率のこと。木造住宅の場合ではとても重要で直下率が高いほど地震に強く長年住んでも歪にくくなります。ま、家の基礎体力の高さってところでしょうか。
桧の筋交い
筋交いも桧です。 木の家でムク材がたくさん使われてるのを自慢してる様に書いてますが、「樹種によってはとんでもなく短命な木もあるので、そういう木を使った家は建てないほうが良いですよ」と言うことをお伝えしたいです。材木屋さんなら誰でも知ってますが柱や梁、場合によっては筋交いにも使われるホワイトウッドと言う材料があります。ホームセンターでも数多く販売されてます。この材料でウッドデッキを作って5年でボロボロにされたお客様もいます。そんな木でも平気で構造を支える建築資材として流通してるのが日本の建築業界の実際です。
ホワイトウッドの耐久性
もともとは木材業界新聞で取り上げられた内容がこの雑誌(食品と暮らしの安全)で特集されたものです。構造材は野ざらしでは無いから、この実験は極端だと思われるかもしれませんが、例えば長持ちしない材料が使われた家があったとしましょう。エアコン取付で電気屋さんが来て壁に穴を開けたとします。後から外壁に開けた穴の防水は完璧には出来ません。かすかに水がしみた時、桧なら大丈夫だったがホワイトウッドだから腐ってしまった、というケースは十分考えられます。そんな材料で大事なマイホームを作るのは嫌じゃないですか。ヒノキは特別高い材料では無いし手にも入れやすい(豊橋市内でも幾らでも桧は生えてます)のだからヒノキで作ったらいかがでしょう、と言うご提案をしたいわけです。悲しいかな家づくりで構造や素材の話はデザインや設備、設計の話と比べると地味で分かりずらいので一般の方の知識は乏しいです。 お金を払う方の興味が無い箇所にコストを掛けるのは商売としてはつまらないので、安価でとても入手しやすいホワイトウッドを普通に使う建築業者が増えました。大手ハウスメーカーから地場の工務店までホワイトウッドは当たり前に使われてますので、どうぞお気を付けくださいね。

奥三河の木と左官塗り壁と和紙クロスで作る家 H様邸木工事

2018年2月10日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
豊橋市大岩町
外部の大工工事がひと段落して内装工事に入りました。間仕切りの下地を組むとお次は床張りです。キレイな床でしょ。ヒノキの節なし材を張ってます。属に言う白木(しらき)の床。でも正確には無地と上小節の混じりグレードで無地上小(むじじょうこ)です。木材や建築業界では節が全く無いグレードを無節=むぶしorムジと呼びます。節の無い材料はレアなのでとても高いです。一枚の板のどこかに小指の爪程度の節が一つ程度のものを上小節=じょうこぶしと呼び、少し価格が下がります。この二種類の混じりグレードですから広い面積に張るとほとんど節は目に付きません。国産材の床としては最高グレードです。私が材木屋の小僧だったバブル直前の時代、長さ4mの12センチ幅の無節だと一坪4万円位したかな・・・。産地によっても当時は金額が違いました。尾州(びしゅう=木曽)材は別格で、吉野材(奈良県)、東農(岐阜)と産地のランクがありました。節だけでなく色つや、木目の細やかさなどがやっぱり違うんですよね。奥三河のヒノキもソコソコですが木柄は東濃がやっぱりよかったです。その代わり三河の杉は吉野、秋田の次ぎ位に良かった。ま、東三河の杉は江戸時代に吉野から種を持ってきたらしいのでルーツは同じなんでしょうね。
豊橋市大岩町 H様邸 内部工事

こちらは天井の化粧梁。杉です。化粧で見せるので紙を巻いて養生してあります。完成までこのままなので明日の見学会ではまだ見られませんが太さは分かります。結構、太い(背がある)。見せることも考えて少し背を大きくしてます。天井は梁の間に作ります。

豊橋市大岩町
さて、こちらは玄関。玄関はご主人の「家の外にも、木の家を感じさせる部分が欲しいな~」とのリクエストにお答えして杉板を張りました。普通、壁を縦張りにすると天井は粗隠しがしやすいので横に張るのですが、今回は土濃塚大工さんに頑張ってもらって同じ方向で張った。板は工業製品では無いので巾は一枚ずつコンマ何ミリかは異なります。調子に乗って片っ端から張っていくと板のラインが揃わなくなる。で、今回は調整が利くように目透かし板で微調整しながら張ってもらいました。現場を見たらわかりますが、土間から天井までラインがきれいに揃ってます。「それがどうした・・・。壁は壁だろ。」と言われると、つらいですがせっかくの注文住宅、おまけに本物の木の家ですから遊びたいわけ。(お施主様と言うより私が遊びたいのかも。ライン揃えましょうとご提案したのは私です・・・。土濃塚さん、面倒掛けました。スマン。)板は杉の赤身、その昔は船の材料ですから丈夫ですし、縦張りにしたので水が掛かってもジョイントに沿って下に素早く流れ去るので、なお安心です。板は縦張りの方が長持ちしますからね。
豊橋市大岩町
その板の下はこんな様子です。銀色のシートを張った壁です。このギンギンはアルミを蒸着してあるから。水は通さないけど湿気は透過させ、なおかつアルミが熱を反射するので家を熱くしない(夏の省エネ)に役立つ優れものです。その上に、外壁取り付け用にヒノキの胴縁を張ってあります。 ヒノキ材はシロアリや腐れの心配が少ないので、長期優良住宅仕様でも薬剤処理不要。虫に効く薬剤も大量に使えば人間にも効いちゃう恐れがありシックハウスの原因の一つです。そんなわけで出来るだけ薬剤を使わずに家づくりをしてます。臭いに敏感過ぎて一般住宅の見学会や住宅展示場の中に入れない方(そういう化学物質過敏の方も結構いらっしやるんですよ。)もハミングの建物だけはOKなケースが良くありますが、こういった些細な積み重ねの結果だと思っています。

20年目の奥三河の木で作る自然素材の家  

2018年2月5日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ムクノカウンター材

カウンターに飾ったお花。チョットおしゃれ。
このカウンターは材木屋さんのお祭りで、2,000円と激安で購入した栃(だったと思います。広葉樹はあまり詳しくない・・・【冷】)の板を乗せるボックスをシナのパネルで建具屋に作ってもらた。箱の方は数万円かかった。餅より粉の方が高いとは、まさにこのこと(苦笑)。
豊橋市弥生町

実はこれ、我が家の玄関の2個目の下足入れです。我が家では花を飾る定番位置はココ。手前にちらっと見えるのは一つ目の下足入れ(こちらはヒノキの箱の上に国産の松板を乗せて作ってある)です。子供が大きくなって靴があふれ出したので二個目を置いたというわけです。以来、皆さんの家を設計するときは良くお話を聞いて大きめの下足入れや、シューズクロークをご提案したりしてます。
ちなみにこの花は24回目の結婚記念日に飾ったものです(^ー^)
早いもので築20年目の我が家は当時、いろいろチャレンジした家で、中日新聞でも合板を全く使わない自然素材の省エネ住宅と言うことで記事になったり業界誌でも取り上げられたりしました。今でこそ自然素材、無垢材、省エネは当たり前ですが当時は革新的で最先端だったんですよ。
リビング階段

壁は紙クロス、床はナラの無垢、階段板は地松、手すりはヒノキの幅広板、サッシは木製・・・。集成材やシート張りの建材は一切使わない家で、なおかつ当時としてはかなり高断熱で気密性の高い作りでした。省エネの技術が進化した今の家と比べてもそれほど寒くなくて、もちろん窓の結露もありません。吹き抜けもあるリビング階段の20畳のLDKの暖房は、エアコンとガスストーブで賄えます。ソコソコな家です。
吹き抜け

ダイニングです。中二階程の吹き抜けになっています。梁は松丸太。天井の高さがLDKの各エリアで全部異なる様にして空間に立体感を持たせてあります。実験を兼ねて作ったので、この写真で見える壁は珪藻土の左官仕上げ、腰壁は杉、1F部分(胴差から下)は柱の見える真壁造、2F柱を隠し大壁造です。ま、普通は絶対やらないよね、こんな切り分け方(笑)。このテーブルの椅子に座って、吹き抜けの杉の天井板を眺めるのが私はお気に入りです(^₋^)
大黒柱

この丸い柱も空間のアクセント。杉の丸太で本来は和風住宅の玄関のポーチ柱用に生産されたものです。写真だと分かりにくいですが写真中央のゲージは愛犬チョコの部屋でここだけ布製(笑)。その隣はガスストーブです。ガスストーブは温かいですが換気が必要なのがちょっと面倒。今、私が作ってる家は全て平成25年省エネ基準をクリアーしてますから、カーテンの取り付け位置に気を付ければ暖房器具はエアコンで十分だと思いますよ。

奥三河の木と左官塗り壁と和紙クロスで作る家 H様邸サッシの取り付け

2018年1月29日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
豊橋市大岩町 H様邸 ハイブリットサッシ

上棟から10日。工事はどんどん進みます。サッシが付いて工事用玄関ドアもつきました。瓦も土曜日に完了。今朝は瑕疵担保責任保険(10年保証)の中間検査でした。もちろん指摘事項なし(^-^)だいぶ家の形ができてきましたね。今週は外部の防水シートを張り、軒天井下地、外壁取り付け下地(胴縁)の取り付け、内部は電気配線が始まります。

豊橋市植田町

屋根と言えば最高級な屋根はこちら。かやぶき屋根ですよね。カヤ自体、調達が大変、葺くのも手間暇かかります。昔は田舎ではどこの家も茅葺で、葺き替えには集落の人が集まってお互いの屋根の葺き替えを応援しあう「結い」の習慣がありました。今は専門の方が葺きます。写真は先日訪れた伊勢神宮の外宮の正宮。もう、茅葺屋根の中でも最高級ですね。日本一です。

屋根話のために伊勢まで写真を撮りに行ったわけではありません(笑)。お参りに家内と行ってきました。なんといっても日本で一番位の高い神様(天照大御神:内宮)のご飯を作る神様(豊受大御神:外宮)のお住まいですからね。豊受大御神は産業を司る神様だそうです。「いっぱい良い家を作らせてください!」とお願いに行ってきたというわけです。


鳥居

ちなみにこう言う所の鳥居はヒノキです。日本書紀によるとスサノオノ尊が杉で船を作れ、ヒノキで宮殿を作れと言われたそうですから、鳥居もヒノキなんでしょうね。ちなみにお稲荷さんは杉を神様の木として大切にします。杉とヒノキで作る家って、そう思うとすごいよね~。
豊橋市大岩町

防水工事も完了。察しがついてバルコニーの防水ができると一安心です。バルコニー防水ができれるとこの部分の掃き出しサッシも取り付けができるようになります。

豊橋市大岩町

こちらは現場監督さんH邸の工事をチエック中。イエイエ、そうではありません。お施主様です。上棟後の骨組みの様子や屋根工事の様子をご覧になりたいとのリクエストで、先日ご案内しました。安全のためにヘルメットをかぶっていただいてます。今回は玄関回りの外壁と天井を板張りにするので張り方についての打ち合わせを兼ねて、しっかりご覧いただきました。楽しんで頂けたみたいで良かったです。見学して頂くほど建物の良さが分かります。結構、細かな所や隠れてしまう所もアレコレ工夫してるし、隠れるところの素材も気を付けてます。見学時にその辺をしっかりお伝えできるのですごくウレシイです。

11日は骨組み見学会です。ぜひ見に来てください。

奥三河の木と左官塗り壁と和紙クロスで作る家 現場雨養生しました

2018年1月21日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
豊橋市大岩町
明日は雨らしい。それで昨日のうちに雨仕舞をしたので確認がてらハミングのシート看板を掛けてきました。
豊橋市大岩町
高いところへ上る時はちゃんとヘルメット被ります。監督さんみたいでしょ。(ほんとに設計兼監督ですが)どうも私は現場に出ているイメージが無くて、いつも事務所でパソコンに向かってるイメージみたいなんで「そうでもないよ~。ちゃんと現場にも出て仕事してますよ。」と言う所でパチリ。・・・我ながらマルっとオッサンだな。
豊橋市大岩町

瓦を葺く前に、ここも確認したかったので今朝のうちに出掛けた次第です。これは棟換気材と言って屋根裏に熱気や湿気がこもらない様に瓦の下に空気を排出する部材です。屋根の出来るだけ高い所に取り付けます。細かな穴がいっぱい開いてて水は入らないけど空気は逃げる形状になってます。屋根に穴を開けますので周囲はしっかり防水処理します。
その確認をしてきました。バッチリでした(^₋^) この状態でもシートで防水してるので屋根裏に水が入ることはありません。
棟換気

豊橋市大岩町
今の瓦は精度が高いですが、それでもやはり焼き物ですから瓦と瓦の間には必ずコンマ何ミリかの隙間は出来ます。瓦だけでは完全な防水は出来ません。それで瓦の下に入った水を素早く流すように防水シートの上に縦残を取り付け、その上に瓦桟(横桟・黒く見えてるパーツ)を取り付けます。この瓦桟に瓦を釘留めします。おまけに瓦同士がかみ合うよう凹凸が付いてるので地震で落っこちる心配もない。
豊橋市大岩町
豊橋市大岩町
瓦は金属屋根と比べると重いですが、耐久性は抜群でメンテナンスもほとんどいりません。最初のコストは掛かるけど丈夫で長持ちなんで瓦屋根をお勧めすることが多いです。どうしてもボリュームがあるので、最近はやりのスタイリッシュなデザイン、設計事務所系の軽やかなデザインの家に仕立て上げるのは難しい。そこが難点ですが家は見た目より住んでナンボの実用性を優先すべきと考えてるので標準仕様にしてます。

大岩町 奥三河の木で作る塗り壁の家 H邸上棟 その2

2018年1月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
野地板施工
さて、上棟日の夕方には大屋根(2Fの屋根のこと)の野地板を張る所まで工事が進みます。写真は棟木と隅木が座り屋根垂木を打ち始めるところです。専門用語で分かりにくいですかね?簡単に言うと屋根の部分の下地工事完成まであと2時間くらいと言った所です。上棟の翌日には瓦やさんが、屋根の板の上に防水シートを張りに来ちゃいますから。
耐力面材
ほらね、上棟翌日の昼ごろにはここまで工事が進むんです。

屋根の銀色のシートが防水シートです。銀色なのは熱を反射させるアルミが蒸着してるから。もちろん水は通さないけど湿気は通す「透湿防水遮熱」タイプです。小難しい名前・・・。商品名はフクビの遮熱ルーフエアテックス。

これは、なかなかの優れモノでして湿気を通すので従来の単なる防水シートと異なり、下地板(野地板)が蒸れないので、屋根にとってとっても良いです。木は扱いが悪いと腐りますが、それをカバーすればどんな建築材料より優れた素材ですから、とにかく水や湿気を上手にコントロールすることが大切です。軒の無いスタイリッシュな最近の家は屋根裏の換気を取りずらいので、屋根裏が蒸れて屋根の下地板が2年で腐って交換、なんていうケースも日経ホームビルダーとかの業界誌で読んだことがあります。ま、かなり以前からこれを使ってますし、軒の無い家でも工夫して屋根裏換気をしてますから「これ以上、どうせよというの・・・」と言うレベルまで対策してますので安心ですが。

・・・つづく

大岩町 奥三河の木で作る塗り壁の家 H邸上棟 その1

2018年1月19日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
上棟柱建て
昨日は上棟でした。 朝、一番からHさんご夫妻が現場にお越し下さり激励のお言葉を下さった。やっぱり、朝一番に「よろしくお願いします。」改めて声を掛けて頂くと大工さんも人の子ですから、そりゃあご機嫌で張り切る(笑)。8時から柱を起こし始めました。Hさんご夫妻も興味津々で組み立ての様子をご覧になられました。私は解説者。 図面や話には聞いていても、いざ工事を目の当たりにすると手順や木材のボリューム感、木の香り、カケヤ(木槌)で叩く音、クレーンのエンジンの唸り、そりゃあ迫力です。上棟日はほんとに見ごたえがあります。私も使われてる木の樹種、樹齢、産地、グレード、節の具合から始まって、作り方やら、なぜこういう設計を提案したのかなど解説することが山ほどあって思わず熱弁をふるってしまったのです(笑)。Hさんご夫妻も「へ~!」、「そうなんだ~」、と感心されるこしきりです。設計の際に詳しくお伝えしたつもりなんだけど、と言うことも感心して聞いてくださいます。「え~、言ったじゃん。」なんて野暮なことは言わず、ひたすら解説。 そりゃあ家づくりなんて皆さんはじめての体験ですから、恐縮ですがプロからすれば、ほとんど訳も分からず家を注文されていると思えます。だから上棟日は徹底的にご自分の家がどんなにすばらしい材料と、設計と、確かな腕のメンバーで作られるのか、とことんお伝えします。トコトン!だって、こんないい家作ってるのに持ち主の方にその良さを理解してもらえなかったら、めちゃくちゃ悲しいし、良さを十分わからずにお住まいになったらお施主様も勿体ないと思うんですよね。 「こうやって作ってるとこを見ると、ほんとに良く分かります。」と喜んで頂けたのがとても嬉しかったです (^-^)b ちなみにクレーのオペレーション(荷物を上手に吊り上げる)のが一番受けてたっけ。ちなみに私が高いところに上ったり、トラックで材料を運んだりも意外だった見たいでウケた。どうもイメージだと何時も事務所で机に向かってるっぽいようですが、実は現場でウロウロしてる時間の方が長いんですけどね(苦笑)
お弁当
で、ご褒美のお弁当。 すごくおいしいお弁当をお昼に頂きました。結構なボリュームだったけど大工さんもみんな完食してた。Hさまごちそうさまでした!
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