ハミング社長ささきの日記

木材はもとは植物です

2017年5月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
窓枠
木は植物だと言うことは小学生、いや保育園児でも知ってると思います。ところが家づくりのパーツ、住宅用建材としての木となると雲行きが怪しくなる(笑)。

写真の窓枠の下の部分を見ると枠が壁から飛び出してます。これは窓枠を兼ねたちょっとした棚です。無垢材で作ると下の窓枠は巾広の板で作れるので一枚板で作ってあります。板はある程度の幅までは、一枚板でも反りも無く、コストアップも知れている。コストは新建材と言われる、木目ビニールシート張りの枠材よりは元々高いかもしれませんが、ハミングの場合は無垢の枠材が基準なので・・・。

無垢材の良いところは部材を自由に作れる点ですが、そうはいってもなんでもアリではない。写真のようにきれいな板(これは杉)は木の外側の部分(木の芯から遠いところ)です。

ところで柱や板には節がありますが、もともと何か分かりますか?節は枝の跡です。木は成長するにつれ、地面に近い部分の枝を落とします。落ちた部分の上に、また新しい木の層ができ隠れていきます。だからどんな丸太でも、中心にいけば行くほど枝の跡、つまり節が出てきます。そして中心に近い部分はピンクや赤っぽい色をしていて、外側は白いのが特徴です。

枝の無い木は存在しませんから、板や柱に節があるのが当たりまえで、節の無いものはレアです。ビニールシートを張って作るのではないので、色合いや節の有無や木目の柄をアレコレ言われてもね・・・。と言う世界です(笑)でも、住宅の資材としては、お客様や設計者の要求がありますのでお望みの物をどうやって準備するかが大変なんです。木は植物だからね・・・。

丸太

写真の太い丸太は全部杉材ですが、中心が赤いというより、周辺に白い部分があると表現した方が適当かもしれません。これを縦にスライスして板にします。白い板、白いところと赤いところが混じった板、赤い板ができます。そして白い板の方が節が少なく、赤い板は節だらけになるのが普通です。

大量の板材を生産すれば、節の無いもの、あるもの、色の違いも作っていくうちにはそれなりに数量が確保できます。丸太を一本や二本製材しても、望むような色目と節の具合のものは出来ません。

窓枠のきれいな材は、そうやって生産された中の選りすぐりの逸品ともいえます。50~60年かけて育てた木を伐って、大量に製材して、その中からようやく窓枠に使えるものが出てきます。貴重品ですね。大事に作って、大事に使って頂けたらと思います。

弥生町 K様ご夫婦の家 外壁

2017年5月3日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ダイライト

K邸の上棟から半月、外部は屋根工事が終わり外壁の防水シートを張り終えました。

毎週末にお施主様にも工事の進み具合をご覧いただいてます。大金を掛けて家づくりしてるわけだですから、完成品だけでなく作る過程も楽しんで頂けたらと私は思ってます。だって、ご自分の家の内容を知れば知るほど愛情が沸きますから、出来るだけ見て頂けたらと思ってます。K様の家は、ご主人がお忙しくてご夫婦そろってお越しになれなくても、いつも元気いっぱいのS君を連れて奥様がお越し下さいます。とてもうれしいです。

ご覧いただくのは良いのですが、一般の方は解説がないと良くわからないですから「ふ~ん、だいぶ出来た。」で終わってしまいます(苦笑)それで、ブログに書いてるようなことを現場で解説します。 先日、瓦の耐震性、メンテナンスがほぼ要らないことを解説したら「やっぱり瓦は、高級感がありますよね~」と、奥さまから感想を頂きました。

瓦は高級感がありますが、厚いので屋根の大きさや形にあわせて工夫をしないと、ドンくさいデザインになる場合があります。建物の形や好みが有るので一概には言えませんが、今回は1F部分は切妻屋根なので瓦の両端は一体袖納まりにして、二階の寄棟部分は差し棟にしました。専門用語で申し訳ありませんが、要はあまり凸凹させない瓦と作り方にしたので、すっきりしてるけどボリューム感もある上品な屋根に仕上がりました。

外部は防水シートを張ってますが、その下に見える茶色の板は耐力面材(たいりょくめんざい)です。ダイライトと言う商品名の割と有名な資材です。地震の揺れから建物を守る部材に筋交(すじかい)があります。柱と柱の間に斜めに取り付ける角材です
。耐力面材はその名の通り地震の揺れに「耐える」、「面材」です。簡単にいえば土台、柱、梁などを軸にして板を打って箱にして建物を頑丈にするわけです。

骨組みを、どれだけ太い材料にしても耐震性能はほとんど変わりません。太くすれば重みに耐えるので、長期にわたって建物が歪まないメリットはあります。耐震性を高めるには2階床に構造用合板を取り付け、水平面の変形を防ぎ地震の揺れに抵抗しさせる、筋交い、耐力面材で固める必要があるんですね。

ま、こんな様なことを現場で解説するわけですが、ご自宅ですので皆さん興味津々で聞いてくださいます。励みになります(笑)


K様ご家族の弥生町の家 上棟しました

2017年4月28日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
上棟

4月11日に上棟予定だったK様ご家族の家、残念ながら雨で延期になり2日後の13日に上棟できました。見てください、この抜けるような青空・・・ちょっぴり悔しい(苦笑)。

上棟は高所での作業になので、ただでさえ危険が伴います。雨で部材が濡れもカビが生える、腐るなどの問題はありませんが、作業中に足が滑る、材料が汚れるなどの不都合があります。風が吹けば大工さんがふらつく、レッカーで釣り上げる材料が安定しないので、それも危険です。

上棟日は、お施主様が休みを取って楽しみに備えてくださるので、延期するのは本当に申し訳ないのですが安全第一です。天気が悪ければ延期せざるを得ません。
「明日は天気がすぐれないので、申し訳ありませんが延期させてください。」と、ご連絡するときの心苦しさはやり切れません(涙)。


上棟メンバー

上棟日は一気に骨組みを屋根まで作るので、人手が必要です。それで大工さんは、自分の受け持っている現場を空けて一日応援に集まってくれます。レッカー屋さんも現場の予定にあわせ、毎日作業してます。
責任ある仕事をしてるこれだけの人のスケジュールを調整するのは、なかなか大変ですから、延期するなら延期するで、早く予定を組みなおす必要があります。

それで、心を鬼にして(大げさかな・・・)お施主様に「あのー、すみません。実は明日天気が悪そうなんで上棟を・・・・」とお話しすることになります。
上棟式

それで延期の場合は、予定日に上棟式だけ行います。神様に工事の安全をお祈りする儀式です。儀式ですので日柄を気にされることも多いですが、日柄の良い日に延期するとると1週間、10日は平気で延びてしまいます。延期してまた雨が降って延期となったら、1か月は先になる(苦笑)。

このスピード時代に1月延期は、ローンや、家賃、工期を考えると現実的ではありません。そこで予定の日に現場にテントを張って祭壇を設け、儀式だけは執り行います。梵でん(うちわ状のお飾り)を据え、棟梁(工務店のトップ)が祝詞を奏上して工事の安全祈願をします。そうすれば翌日からは工事期間中という事になりますから、いつどんな工事をしようが良いわけです。神様にちゃんとご挨拶済みですからね(笑)。

この業界では、天気が良ければ「お日柄も良く好天に恵まれおめでとうございます!」、雨が降れば「雨降りは〈振り込む〉と言って縁起が良いんですよ。雨降って地固まると申しますから、まずはおめでとうございます!」と縁起を担ぎます(笑)。

何も無いところから、数か月から1年の期間をかけて【家】と言う大きなものを、数十名の人間が関わって作り上げます。今でこそ機械化が進みましたが、昔は全部人力です。祝詞の中に「~家を造り初むるにかくたやすからぬ事をば~」と言うくだりがありますが、家づくりはそれはそれは大事業だったわけで、事故や手違いなく無事完成してほしいとドキドキだったと思いますよ。
縁起も担ぎたくなるわけです。

かく言う私も、祝詞を上げるときは心の底から、「無事完成しますように、お施主さまご家族がこの家でずっとお幸せに暮らせますように、どうぞ神様、何とか、どうかよろしくお願いいたします。本当にお願いします。」とすがる思いでお祈りして、涙がこぼれそうになります。【ハミング佐々木は結構まじめで、イイ奴なんですよ(笑)】



ダイライト

上棟から二週間、屋根瓦が葺きあがりサッシもついて外壁工事が始まりました。内部の金物も取り付けがおわリ、ゴールデンウイーク明けには造作工事が始まります。お休み前に防水ができるので、一安心です。

さて、ゴールデンウイーク2日目の30日は、このK様の家を公開いたします。完成品の見学もいいのですが、骨組段階もご覧になられると、また違った発見があると思います。良かったら見学にお越しください。お待ちしてます。

上棟の準備

2017年4月3日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
上棟柱

来週上棟のKさんご家族の家の上棟材の一部(1/3程度)です。比較するものが無いので大きさが分かりにくいかもしれませんが、幅約4mの材料を積み重ねています。先週、加工が終わり市内の材木屋さんで保管中。搬送中に多少雨が降っても大丈夫なよう、ビニールで包んであります。もちろん汚れ防止も兼ねています。木材業界も進化して20年前では考えられないくらい保護、養生をするようになりました。

これを眺めて思い出しましたが、今は梱包してフォークリフトやクレーンで移動させますが、私が社会人デビューしたころは人力勝負。大きな市場問屋にいましたが、このくらいの材料は本当に朝飯前に担がされてました。

当時勤めたのは、埼玉県の三河材専門の木材市場問屋。その市場は週に一回市が開かれ、陳列した木材を競りにかけて売る仕組みで、私の勤務先は三河材専門の問屋だった。

奥三河から夜通し走ってきた運転手さんは早く木材を卸して帰りたい一心です。市場内の寮に私が寝起きしてることを知ってますから、私の勤務時間は8時から17時なんてことはお構いなしで、開門(5時)と同時に寮の部屋の扉をガンガンノックする運転手さん(ガンガンがノックと言えるかどうか・・・)。眠い目をこすりながらパジャマのフォークリフトに飛び乗り、柱や土台をトラックから下ろします。ちなみに写真の木材量なら6トン車クラスの分量かな。フォークリフトでの荷下ろしはものの10分、運転者さんは大喜びで朝の国道19号線へと消えていきます。

何台かのトラックの荷物を下ろすと今度は陳列です。一人で木材を縦に起こして壁に立てかけ並べていきます。当時は、木材を立てかけて並べ陳列しました。材木を起こすだけで大変だと思われるかもしれませんが、コツがあって4mの長さの土台や柱ならテコの原理で割合簡単にできます。とは言え重労働です。おかげで頭じゃなくて、体で木の事を覚えられまし今とは違い、いくらご飯を食べても太らなったな~(笑)。懐かしい思い出です。
木材市場

ご存知のように山の木は伐採され、丸太から建築用材に製材、乾燥して家の材料として加工され家の中に組み込まれます。たとえコンクリートのビルでも、内装の下地には木材が必要です。ですから建築と木は深くつながっていて、まして木造住宅を作るとなれば、建築=木と言っても良いぐらいです。

生まれた場所は設楽の森の中、家業は製材、社会人デビューは材木問屋、一旦学生生活に戻りそれからハウスメーカーへ就職して建築の世界へ入り、数十年後に自分で手配した木材を使い自分で設計した木の家を作ってます。結局、生まれてこの方、木から離れられない毎日を過ごしてます(笑)木の手触り、木の香り、木目の美しさ、五感で木を味わえる毎日・・・幸せ者ですね。

さて、ブログはこの辺で終わりにして現場へ行かなきゃ。良い一日をお過ごしください。

K様の家の基礎完成

2017年3月25日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
基礎立ち上がり

基礎工事がほぼ完了。基礎は間取り(土台位置)にあわせて作るのはもちろんですが、地盤の高さ設定も大切です。今回は両隣りさんよりも15㎝ほど地盤を高く設定しました。理由は簡単で、元の地盤の高さに合わせただけ(笑)

地盤の高さは道路との関係で決まります。お隣さんは道路と玄関が近いので、15㎝高くすると玄関までの階段が1段増えます。そうすると車が置けない、出入りが不便と言った不都合が起こります。(お隣さんに聞いたわけではありませんが、たぶんそういう理由で設計士さんが計画されたと思う)

元々、この土地には大きなアパートが建ってたそうで残っていた境界のブロックを見ると、元の地盤の高さの跡がついてましたし一軒おいて南のお宅も15㎝高い。基礎は地盤に埋め込むので当然、掘った土があまり捨て賃も発生します。差支えない範囲で高くしておけば、有利になることはあっても不利になる事はありませんから。


配筋
 
コンクリートで隠れてますが、中身はこんな感じでビッシリ鉄筋が入ってます。そして鉄筋の下には湿気が上がるのを防ぐシートがあります。

奥に見えるパイプは給排水菅を通すための菅(さや管)。コンクリートに直接埋めず菅の中に菅を通せば簡単に抜き取って交換できるのでこういう作りになってます。

この状態で「配筋検査」を受けます。今は瑕疵担保保険が義務付けられてますから、必ずこの段階で外部の検査を受けます。今回の検査員さんは豊橋市の建築指導課のOBさんっぽかったな・・・。どなたが検査されても、甘い、辛いは無いですが業界では豊橋の建築指導課は伝統的に厳しいそうで、そこのOBさんとなるとチョッと緊張(笑)

今まで不備を指摘をされたことは無いし、検査の前に自主検査してますから問題は無いんですがね。もちろん指摘事項なし、無事合格でした。

現場看板

現場の看板も取り付けが終わり、土台据え、上棟を待つばかりです。木材の加工もほぼ完了、床や屋根の断熱材も会社の1階の倉庫に届いてます。4月の第二週からの木工事ですので丁度桜も満開、入学式のシーズンで暖かくて気分ウキウキの季節ですが、心配事が一つ・・・。

雨。雨さえ降らなきゃ、ありがたいのですが・・・。作りはじめのこの時期は、毎日天気予報とにらめっこが続きます(苦笑)

あれから1年・・・

2017年3月18日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
背割り

何が一年か・・・。

設楽の山に生えていたヒノキを伐採して、輪切りにしたのが昨年の3月5日。
K様の家の柱や土台にするために、見立てた立木を100本ほど伐採しました。

せっかくだからと、Kご家族と見学に行ったとき森林組合の方が記念にと、チェーンソーで輪切にしてくれた。中心から一本切れ目が入っているのは、背割りと言って中心から均一に木の水分を蒸発させ、ひび割れを防ぐ工夫です。

最初からV字にカットしたわけでは無い。
中心部分の幅が、チェーンソーの刃の幅。水分が蒸発してこれだけ縮みました。切ってすぐは水浸しと言ってよいくらいずぶぬれでした。そのくらいた直径30㎝厚さ5㎝程度の輪切りですが、ものすごい量の水分を含んでます。

だから木は縮む。とにかく、しっかり乾燥させないと完成した家は隙間だらけに・・・。木は使うまでには、様々な手間暇が掛かり、そこに大工の技術が加わり初めて木の家が完成します。大工の腕がどんなに良くても、木そのものの素性や乾燥具合、角材、板材にするときの製材の具合が悪いとどうしようもない。
一流シェフでも、傷んだ野菜で極上のサラダは作れないのと同じ(笑)

0e0964a634828a5f764ad0498f575faa1

元々は、こうなってたんです。設楽の山の木に限らず、日本全国、いいえ世界中伐採風景はこんな感じです。




腰壁

そうして今は、柱や土台だけでなく丸太の外側のキレイな部分まで使い切り、腰壁にもなりました。



k様の感想

先日、K様が半年お住まいになっての感想をお寄せ下さった。調子よくお住まい頂けてます。こういう感想を頂くと、うれしですがまずはホッとします(笑)

だって、何もないところからこれだけの大きなものを作るプロジェクトです。それもプロではない、普通の方のリクエストを頂き、打ち合わせて形にするのですから、思い違い、行き違い、勘違い無く出来上がるか、それが一番気に掛かってます。一生懸命作るだけに、お住まいになってからお客様に「あれ、こんなつもりじゃ無かったけど・・・」と言われた日には、ご飯ものどを通りません(苦笑)

今回は設計にあわせて丸太の本数を数え、と言っても数えるには一本の丸太から柱が何本、土台が何本取れるとこまで計算して、全体の本数を割り出し、木材組合、森林組合に応援してもらって見合った丸太が欲しいだけ伐採できる場所を選び、工期にあわせ製材して無駄なく材料を使い切るよう板材も作り、それを建物の内装仕上げ、デザインを考えてほぼ使い分け、まあ何とかロスも出さずに納まりました。

いつもの家づくり、プラスアルファがとってもエキサイティングな家づくりでした。K様ご夫妻にご満足いただけたおかげで、今日も無事にご飯が喉を通ってくれる。(デブにならぬよう気をつけねば・・・。)

K様、奥様、お父様、Rちゃん、S君、ありがとうございます。

基礎工事が始まりました 弥生町 Kさんご家族の家

2017年3月11日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
基礎

豊橋市弥生町でK様の家の基礎工事を始めました。ハミングで家を建てられる方の半数以上は、土地を購入して建てられます。家づくりの前に、土地探しと言うか、土地選びのステップがあります。皆さん、今お住まいの近くで、今のお住まいと同等かもう少し良い立地条件の所を希望されます。

K様も同じでした。ところが、栄校区、特に弥生町は土地の売り物が少ない地域です。あっても、そこそこの面積が有り、総額はかなりお高い。そんな中で見つけられたのが今回の土地です。面積が少し小ぶりなので予算的にも無理のない金額で購入されました。「人生、努力は報われるんもんだ・・・」と、私が勇気づけられた(笑)それほどの土地です。

正本当に、「良く見つけられましたね!」と言う土地です。奥様は「良い土地が有ったらお願いしますって、かなり地元の不動産屋さん回ってお願いました。連絡もらうとすぐ見に行って・・・。」と、おしゃってましたが、本当にこまめな情報収集と、スピーディーな動きのたまものですね。

そんな、ご苦労されて手に入れられた土地に家を建てさせていただきます。ご家族4人で暮らす子育て用、ジャストサイズの家
が6月には完成する予定です。頑張ります。

墓参り

2017年2月24日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
墓参り

月に一度、設楽の実家に行っています。片道1時間半、お墓参りをして母の買い物の運転手で出かけて実家に戻り、それから豊橋へ帰ると言う、トラックの運転手さん並みのドライブで一日仕事です。休みがあまり取れないので、月一は結構きついのですが親孝行と思い頑張ってます(苦笑)。

さて、お墓参りですが田舎はお墓を見晴らしの良い高台、と言えば聞こえがいいですが山の中腹を削り平らにした僅かなスペースに作られてます。もちろん水道なんて無い。水はポリタンクか、ペット容器で持っていくしかない。近所4~5軒のお墓だけなのでお参りする人もほとんどいません。道も、「けもの道か?」という感じ。ちょっとした山登りですから高齢者にはきついし、過疎でもともと住人が居ないから、ひょっとすると、ひと月の間に立ち入るのは私だけかもしれません。

たどり着くと、我が家のお墓だけで9個あります。一番左が私が建てた父のお墓で、他は明治以降のご先祖様です。(それよりも前の方のお墓は、別の畑の中にあります。)自分の敷地に作るだけですから、場所さえあればいくら作ってもOKなため、一人(一夫婦)一個なんですね。父のお墓だけお参りというわけにもいかないので、ご先祖様のお墓全部を掃除してお花を上げますので、これまた一苦労。

昔、自分で戸籍をたどり家系図を作ったことがあります。子供のころ祖母に、皆さん方が生きていたころの話も聞いてますし、写真で見た方もいるので親近感がそれなりにあって、大変だとは言いつつも自然と手を合わせてしまします。

皆さん子供の時代もあれば、学校にも行ったろうし、恋もしたろう、結婚して子育てもしただろうし、思わぬ病気で早く死んで無念で悲しかったろう、とかいろいろな人生が思いが浮かび、皆さん頑張って生きてたんだよなと思えます。今生きてる自分も、頑張らなきゃと元気をもらえるお墓参りです。

地鎮祭

2017年2月12日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
地鎮祭

豊橋市弥生町内で、Kさんご家族の家を作りはじめます。

設計も終わりいよいよ着工。と言っても、まずは地鎮祭をしないといけません。神主様はいつもお願いしている御嶽山の大先生。お施主様にとっては土地のお清め、私にとっても地の神様へのご挨拶と工事中の安全をお願いする神聖な儀式です。

「ご縁があってこの土地で仕事をさせていただきますが、どうぞ無事工事ができますように、お施主様に喜んでもらえて、誇らしく思って頂ける家づくりができますように、どうぞお力添えをお願いします!」って感じですかね。

家はとっても大きな買い物ですから、単にカッコいい、高性能、コストパフォーマンスが高いとかだけでなく、お施主様が誇りに思って頂けるような家を作りたいと思います。私が作る家は性能はもちろんですが、国産材、それも地元の木をふんだんに使います。その点では地域の環境保護、温暖化対策の最先端を行ってますから、オーナー様もその辺のところも誇らしく感じて下ってるのかな・・・。

Kさんがハミングを知ってくださったのは、家は材料が大事(つまり、柱や梁などパーツの良しあしですね)と、奥様がある時お聞きになって、それがきっかけだったそうです。それまでは、そんな材料の事なんか全く気にかけてなかったそうです。そりゃそうですよね。家電製品、車とか買うときは使われてるパーツの事なんか気にしませんもんね。でも、高級家具とか洋服だと気にしますよね。

洋服なんかだと同じウールでも、ハリスツイードなんか素材そのものがブランド化してますから、家よりすごいかも。性能、風合い、長持ちの具合とかがハリスツイードを有名にしてるんでしょうね。「ハミングの家もそれと同じだ!」と、作ってる本人は思ってます(笑)。

Kさん、奥さん、これからそういう家を作っていきますので、どうぞお楽しみになさってください。よろしくお願いいたします。


完成見学会・お引渡し

2017年2月5日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
完成見学会
DSCN6449

お引渡し
草間町のSさんのお宅が完成して、見学会させてもらいました。駐車場の都合もあるし、本当に興味がある方に見ていただきたいので今回も予約制で見学会しました。ほぼ一時間に一家族様のご案内なので、しっかりご案内出来て良かったです。

私が作る家は一見、地味です(笑)。木の家とは言うものの、あふれかえる程、木を張りまくってるわけでもない。ほどほどにしてあります。理由は、住み飽きないようにするため・・・。

何せ使ってある木は、すべて無垢材ですから一つ一つに存在感があります。使いすぎると濃くなりすぎて、くどくなる。5~10年するとと本物の木は色が濃くなるので、そのころから丁度良いあんばいになるようにしてるつもりです。

寒い2日間でしたが38坪の家の暖房は、普通の電気ストーブ3台のみ。それでも2日目の夕方には硬くてひんやりしてたナラの床板が靴下だけで平気なくらいに温まりました。省エネ等級4クリアー+アルファで無垢材と自然素材仕上げのおかげですね。
床暖とか、特別な暖房システムは全く不要って感じです。

S様との出会いは一昨年の秋でした。お母様が小冊子を読んで下さったのがきっかけです。遠くにお住まいの、息子さんご夫婦と同居するための建て替えを計画されていました。もともと、自然素材の家にあこがれてたそうです。でも、予算とか日常の中での思わぬ「厄介」ごとが無いかなど心配されてました。

それで築7年のオーナ様にお願いして、見学させていただきました。直接話を聞いて頂いて安心して頂いたところで、設計を申し込まれ、骨組み見学などもしていただきながら進んでいきました。注文住宅は全く何もないところからスタートします。実物を見て購入するのとはわけが違いますので、お客様との行き違い起こらないよう配慮する必要があります。

ご家族の意見がすれ違わないことも大切です。足並みを揃えやすくと思い、息子さんご夫婦とはメール、郵便、お電話で打ち合わせ、全く同じ内容のお話を豊橋にお住いのお母様にご報告しながら進めました。おかげ様でトラブルもなく無事出来上がりホッとしてます。「想像通りに出来上がった」と喜んで頂けてうれしい限りです
scroll-to-top