ハミング社長ささきの日記

土地を見立てる

2017年10月15日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
境界杭

ハミングでも2軒に一軒は土地を購入して家を建てられるお客様です。家づくりを気に入ってくださった方から、土地探しのご相談もあります。私が見つけることもあれば、お客様が見つけて見立てることもある。

例えばこの写真。土地と道路の境は縁石(写真の横に埋め込んであるコンクリート)の事が多いけど、今回は縁石から敷地側に8㎝ほど入り込んだところに杭の中心が有る。(杭の十字の中心が境界)些細な違いですが狭い敷地の場合は軒がはみ出さないか、斜線制限に抵触しないかなど、かなり重要。

家を建てるとなると都市計画法、建築基準法、場合によっては農地法、不動産登記法、民法が少なくとも絡んできます。目には見えないけど法律が網羅されてるんですよね。私の建築との関わりは木材がスタートで、その次は宅地建物取引主任者(現在は宅地建物取引士)資格を取る時でした。

家は大工さんがなんとなく建ててると思ってたのですが、なんのなんの、様々な法律が有っての家だと分かり「世の中には知らない世界があるんだな~。奥が深いんだな~」と感心したのを覚えてます。ま、それがきっかけで「法律って面白い」と思い大学に入ったんですが・・・。
結局、ストレートに建築の世界に飛び込んだのではなくて回りをウロウロして、この世界に入って来たので、家にまつわる雑学は結構知ってるのかもしれません〈笑〉

I様ご夫妻の家のお引き渡し

2017年10月4日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
外観

I様の家が完成した。
見学会も無事終了してお引渡ししました。で、こちらが外観。端正なフォルムです。私は外観に関して、特定のデザインにこだわることはありません。軒が有るとか、メンテナンスが楽とか家としての基本が満たされればオーナ様のご希望にあわせて設計しています。

注文住宅ですので基本的には何でもご希望にこたえられますがプロの目から見て、お勧めしないこと、反対にお勧めしたいことは有る。
 
内外を問わず基準を上げると・・・

ビニールクロスはお勧めしない。紙クロスか左官塗り壁をお勧め。構造用合板を床、屋根に使う以外は基本的に全部ムク材。梁や柱など構造材に集成材は使わずムク材で作る。ムク材は可能な限り地元材を利用。床、窓枠、ドア枠、ドアなどの内装材はすべてムク材。輸入材のホワイトウッドは絶対使わない。東三河平野部も台風が来た時に強烈なので、軒の天井が化粧で見える作りにはせず、軒天井を張って垂木や梁桁、母屋を隠す。湿度をコントロールする家を作りたいので、外壁に構造用合板は使わない。確実に断熱施工するため湿気を吸わない防湿層が要らない繊維系の断熱材を使う。外部は対候性を考慮してアルミ製、内部は結露を防ぐため樹脂で出来たサッシを使う。(ハミングの家はお風呂の窓以外は結露しない) 使わない部屋は作らない。無駄に広い家は提案しない。日頃の使い勝手優先で設計。耐震強度が優先。2F建ての場合は柱の上に柱、壁の上に壁が有る直下率を重視。小さな家がお勧め。家の基本は平屋なので2階建ての場合も1Fだけで生活ができる様に、なるべく考える。

と言ったところです。

こうやって書いてみると、結構ハミングのスタイルがありますね。スタイルの基準は自分が住みたい家かどうか。自分の家が今のハミングの家のプロトタイプなのでそういうことになっちゃう・・・。
住設説明

さて、お引き渡しで何をするかと言うと設備の説明が主です。メーカーさん、ガスやさん、水道、電気、サッシの各業者が順番に建物の自分の受け持った設備について説明してくれる。今の住宅設備はガスコンロやシャワートイレなど家電製品みたいなものだから、使い方は専門の人でないと説明は難しいです。

私は何をするかと言うと、木のお手入れの方法や木材は日焼けで変色すること、きれいに日焼けするまで5年はかかる事、無垢の建具は変形することはしばしばあるので、既製品とメンテナンスが異なること、左官工事部分はひび割れやチリ切れがあるので覚悟しておくこと(笑)など、自然素材の家の特徴をおさらいでお伝えします。

引き渡しは、私にとってその建物との濃密な時間が終わり手を離れていくことなのでチョット寂しいです。

木の家を作る・料理を作る

2017年9月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
玄関アプローチ

今週末に見学会させて頂くI様の家。玄関のアプローチ、全体の大きさも決定、仕上げは30㎝角タイルで決定、目隠しフェンスも角柱タイプで決定。

そこまでは良かったのですが、すべてそれぞれの寸法が決まって目地も通してとなると、取り合いがものすごく難しくなりました。でも、チャレンジ!ファイト!

左官の金指さん、監督の森崎君も交えてああでも無い、こうでも無いと打ち合わせして何とかなる事に(^ー^)b
きれいに出来上がるはずです。

きれいに出来上がるから苦労のあとはみじんも感じられないでしょう。
うれしい様な、寂しい様な、複雑な気持ち・・・

料理
玉ねぎのピクルス

最近作った手羽元のソテーと玉ねぎのピクルス。こちらはそれほど苦労もなく作れた(笑)
でも、お味のほうは、まあまあかな・・・

工務店の仕事

2017年9月12日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
IMG_7491

築18年のMさんの家の手すりを作った。もともと木製バルコニーが有ったのですが傷んだのと、子供さんが成長したので駐車スペースを増やす目的で撤去。でも、バルコニーに面した掃き出し窓は何か対策しないと危険です。

「アルミ手摺は味気ないし、何かいい方法は有りませんか?」都のリクエストでご提案したのがアルミの角材と板の組み合わせの手すり。単品で見れば「ふ~ん。手すりね・・・」って感じかもしれませんが、庭越しに見ると良いんですよ。
木製手摺

ほら、離れたところから庭も含めて見るとカッコいいでしょ。雰囲気でしょ(^ー^)b

「将来、また何か作るかもしれないから、そんなに本格的でなくても・・・」と伺ったので、初めは一番簡単なアルミ既製品の手すりをお勧めしました。でも、「やっぱり味気ないからもう少しデザイン的に何とかならない?」とリクエスト頂いたので考えた。

リクエスト頂くと、できませんとはなかなか言わず、何とか作っちゃうのが工務店だな(笑)
新築ばかりじゃないんですよ。

実は、こういう作業は現場任せにできないので、ベランダ解体も作るのも一緒にやりました。おかげで良い運動になり2キロやせた。

・・・嬉しかったけど2日で元に戻りました(涙)

節の無い板

2017年9月1日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
洗面

節の有り無し、木目、色のコントラスト。板は自然のモノなので同じものは一つもありません。模様を揃えるにも限度があります。この写真の床は桧、壁と天井は杉。洗面台も杉の節あり材。やはり桧は濃淡が少ないので大人しく上品な感じがします。杉は節が無くても濃淡がはっきりしてるのでチョット個性的。個性の違いで微妙な味わいがあります。

この微妙な差を味わえる人、理解できる人にはたまらない写真だと思う。美的センスを持ち合わせた人でないと木の家の良さはわからないだろうな・・・。感性は磨けば発達しますので、ちょっとでもイイなと思われたあなたはセンスは有りますよ。

そして木の面白のは、5年も経てば色の濃淡はほとんど無くなり、杉も桧も同じような風合いになる所です。それはそれで、またきれいなんですよね。木の美しさは、わかるとほんとに楽しいですね。

事務所でパソコンに向かって図面書くのも楽しいけど、現場で木を愛でるのにはかないません。ある意味、現場が息抜き(笑)。


I様ご家族の家 階段

2017年8月22日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ストレート階段

I様ご家族の家の特徴の一つがストレート階段です。いつも周り階段が多いのですが今回はプランの都合上まっすぐな階段になった。ストレート階段の場合できるだけ踊り場を設けるなど工夫をしたいのですが,1Fの天井との絡みなどもあってなかなか難しい。

今回は1段目を90㎝角のフラットにして上り切り最後の1.8mもフラットに工夫が出来ました。どちらも体の向きを回す部分です。おかげでかなりゆったりした感じになりました。
階段上り口

こちらが1段目。窓の横の太い木が迫力です。今回は上り口の前に扉を付けたいとリクエスト頂いたので、その絡みで太い木が有ります。どんな風に仕上がるかは出来てからのお楽しみ (^ー^)

お客様と「ああでもない。」、「こうでもない。」とやり取りしながらプランを作り込む作業はかなりエネルギーを費やしますが、その分楽しいです。家づくりはお客様との共同作業ですが、学園祭のノリに近いものが有って楽しい。

学園祭気分は個人的な感想ですので、お客様はどう思われてるのか?ですが、皆さん建築中も興味津々でご覧くださるし、喜んでお住まい頂けてるんで家づくりの過程も含め全体を楽しんで頂けてると思ってます。


弥生町K様邸の庭工事中

2017年8月19日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
庭工事

お引っ越しが終わりひと段落されたところで庭工事開始。実用的でシンプルなお庭を希望されたのでハミングで工事することにしました。今回は植栽は有りませんが、畑スペースは有ります。

芝生とか植木とか植栽はカッコいいのですがお手入れが大変です。かといってコンクリート張りでは照り返しで暑くて困ります。それで今回は、というか今回も防草シートの上に砕石敷き固めで行きます。植木は鉢植えをお勧め中。鉢植えの木は大きくならないので剪定とかほとんどいらないし移動もできるから便利です。

子育てに手が掛からなくなって余裕が出来たら砕石を取り除いて庭づくりも可能ですから、「しばらくは実用重視の庭」と言うのもアリだと思いますよ。



もうすぐ夏休み

2017年8月5日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
土間とダイニング

田原のリノベーション工事は7月末完成予定でしたが、ちょっと延長になりました。こちらの写真はダイニング。キッチンの吊り戸は作りました。引き違い戸が付きますが未だ制作中。奥の黒い衝立はの向こうに、薪ストーブが取り付けられます。
リビング

こちらは隣接するリビング。改造前は洋室でした。梁は荏胡麻油ベースの塗料で着色しています。
洋室

こちらが改装前の同じ部屋。信じてもらえないかもしれませんが、ホントにこうだったんです。奥の出入り口ドア位置が改装後も出入り口。ただし開口幅を広くして引き違い戸が入る様にしてます。

二か月間、ほぼ毎日現場へ通った甲斐が有りました(^ー^) 断熱改修、耐震改修、バリアフリーも併せてできた。元がしっかりしてる家はいろいろアレンジできますね。大変だったけど楽しかった~。

田原のリノベーション工事もうすぐ完成

2017年7月31日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

田原市内で工事中のリノベーション工事が大詰です。天井や壁をはがして間取りも変えての工事は計画通りに行かないこともたくさんあります。そもそも、壁や天井をはがしてみないと分からない事がある。

今回は立派な梁が出て来たのでラッキーでした。

なんやかんやで、仕上がって来てます。

梅雨と建築の仕事

2017年6月29日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

梅雨入り直前から築約40年のO様の家のリノベーションをしてます。ご希望は天井の表し仕上げ。クッキングの出来る薪ストーブも入れます。平屋部分の内装のほとんどを壊してトイレや洗面、脱衣などの間取りを変えてリビングダイニングを古民家風に仕上げます。

解体したら中には立派な松の梁丸太が組んでありました。ラッキーです。昔の建物は設計図もアバウトだし現場で大工さんが変更して作ることも普通だったので天井を取り払ってみないと、どんなモノが使われているか、組み方をしてあるか見当が付きません。出たとこ勝負(笑)。

壊してみて、そこからイメージを膨らませてお施主様と打ち合わせて作るしかない。だから予算計画は有りますが新築の建物みたいにシビアには出来ません。ある程度余分に掛かることは覚悟して頂いてます。

器具の交換やちょっとしたリフォームなら分かり切ってますので、見積もり通りで納まるのですがこういう大きな工事はそうはいかない。リノベーションはリフォームとはちょっとニュアンスが違いますね。「予算が心配。会計が不明朗で嫌だな・・・」と言う方は遠慮させてもらってます(笑) もちろん、あまりにも金額が変わる場合はその都度、工事費をお伝えして進めてますんでぼったくりの悪徳業者ではありませんのでご安心ください。

出来上がりは新築の建物以上にカッコよくなると思う。もちろん断熱面での配慮、バリアフリー化なども織り込み積み。7月の終わりには完成の予定です。


上棟

梅雨の合間を縫って豊橋市内で上棟をしました。30坪台後半の大きさの家ですので、やっぱり大きいですね。地鎮祭、基礎工事、上棟とすべて好天に恵まれました。お施主様、強運です(笑)
外観

弥生町で建築中のK様邸、完成しました。週末は見学会です。

今回の見どころの一つはヒノキの床。土台や柱は丸太の芯の部分で作りますから、丸太の外側の部分からは節の無い板が取れます。その板を利用して床板に仕上げました。一本の丸太から無駄なく材料を製材することでコストも下がります。

外観は落ち着いた飽きの来ないデザイン、中身は全て無垢材で作ってあります。見ごたえがありますよ。



奥三河の森

奥三河の山の中まで行ってきました。後ろに生えている木はそろそろ伐採時期です。枝の様子や木の生えている間隔、太さのバラツキなどから見るとこの木は植えてから20年程度は手入れがされてたと思いますが、それからはそのままかな。

木は植えてから50~60年で使えるようになります。それだけの年月を耐えた奥三河の木が、お住まいになる家族を包み込み見守ってくれるわけです。木の生命力、精がきっと家族を元気にしてくれるような気がしてなりません。植林された木は、皆さんの所へ行って家となるのが使命です。

木たちは自分の出番を待ってます。私は、この木たちを皆さんの所に送り届けるのが仕事です。
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