ハミング社長ささきの日記

弥生町K様邸の庭工事中

2017年8月19日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
庭工事

お引っ越しが終わりひと段落されたところで庭工事開始。実用的でシンプルなお庭を希望されたのでハミングで工事することにしました。今回は植栽は有りませんが、畑スペースは有ります。

芝生とか植木とか植栽はカッコいいのですがお手入れが大変です。かといってコンクリート張りでは照り返しで暑くて困ります。それで今回は、というか今回も防草シートの上に砕石敷き固めで行きます。植木は鉢植えをお勧め中。鉢植えの木は大きくならないので剪定とかほとんどいらないし移動もできるから便利です。

子育てに手が掛からなくなって余裕が出来たら砕石を取り除いて庭づくりも可能ですから、「しばらくは実用重視の庭」と言うのもアリだと思いますよ。



もうすぐ夏休み

2017年8月5日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
土間とダイニング

田原のリノベーション工事は7月末完成予定でしたが、ちょっと延長になりました。こちらの写真はダイニング。キッチンの吊り戸は作りました。引き違い戸が付きますが未だ制作中。奥の黒い衝立はの向こうに、薪ストーブが取り付けられます。
リビング

こちらは隣接するリビング。改造前は洋室でした。梁は荏胡麻油ベースの塗料で着色しています。
洋室

こちらが改装前の同じ部屋。信じてもらえないかもしれませんが、ホントにこうだったんです。奥の出入り口ドア位置が改装後も出入り口。ただし開口幅を広くして引き違い戸が入る様にしてます。

二か月間、ほぼ毎日現場へ通った甲斐が有りました(^ー^) 断熱改修、耐震改修、バリアフリーも併せてできた。元がしっかりしてる家はいろいろアレンジできますね。大変だったけど楽しかった~。

田原のリノベーション工事もうすぐ完成

2017年7月31日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

田原市内で工事中のリノベーション工事が大詰です。天井や壁をはがして間取りも変えての工事は計画通りに行かないこともたくさんあります。そもそも、壁や天井をはがしてみないと分からない事がある。

今回は立派な梁が出て来たのでラッキーでした。

なんやかんやで、仕上がって来てます。

梅雨と建築の仕事

2017年6月29日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

梅雨入り直前から築約40年のO様の家のリノベーションをしてます。ご希望は天井の表し仕上げ。クッキングの出来る薪ストーブも入れます。平屋部分の内装のほとんどを壊してトイレや洗面、脱衣などの間取りを変えてリビングダイニングを古民家風に仕上げます。

解体したら中には立派な松の梁丸太が組んでありました。ラッキーです。昔の建物は設計図もアバウトだし現場で大工さんが変更して作ることも普通だったので天井を取り払ってみないと、どんなモノが使われているか、組み方をしてあるか見当が付きません。出たとこ勝負(笑)。

壊してみて、そこからイメージを膨らませてお施主様と打ち合わせて作るしかない。だから予算計画は有りますが新築の建物みたいにシビアには出来ません。ある程度余分に掛かることは覚悟して頂いてます。

器具の交換やちょっとしたリフォームなら分かり切ってますので、見積もり通りで納まるのですがこういう大きな工事はそうはいかない。リノベーションはリフォームとはちょっとニュアンスが違いますね。「予算が心配。会計が不明朗で嫌だな・・・」と言う方は遠慮させてもらってます(笑) もちろん、あまりにも金額が変わる場合はその都度、工事費をお伝えして進めてますんでぼったくりの悪徳業者ではありませんのでご安心ください。

出来上がりは新築の建物以上にカッコよくなると思う。もちろん断熱面での配慮、バリアフリー化なども織り込み積み。7月の終わりには完成の予定です。


上棟

梅雨の合間を縫って豊橋市内で上棟をしました。30坪台後半の大きさの家ですので、やっぱり大きいですね。地鎮祭、基礎工事、上棟とすべて好天に恵まれました。お施主様、強運です(笑)
外観

弥生町で建築中のK様邸、完成しました。週末は見学会です。

今回の見どころの一つはヒノキの床。土台や柱は丸太の芯の部分で作りますから、丸太の外側の部分からは節の無い板が取れます。その板を利用して床板に仕上げました。一本の丸太から無駄なく材料を製材することでコストも下がります。

外観は落ち着いた飽きの来ないデザイン、中身は全て無垢材で作ってあります。見ごたえがありますよ。



奥三河の森

奥三河の山の中まで行ってきました。後ろに生えている木はそろそろ伐採時期です。枝の様子や木の生えている間隔、太さのバラツキなどから見るとこの木は植えてから20年程度は手入れがされてたと思いますが、それからはそのままかな。

木は植えてから50~60年で使えるようになります。それだけの年月を耐えた奥三河の木が、お住まいになる家族を包み込み見守ってくれるわけです。木の生命力、精がきっと家族を元気にしてくれるような気がしてなりません。植林された木は、皆さんの所へ行って家となるのが使命です。

木たちは自分の出番を待ってます。私は、この木たちを皆さんの所に送り届けるのが仕事です。

木材はもとは植物です

2017年5月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
窓枠
木は植物だと言うことは小学生、いや保育園児でも知ってると思います。ところが家づくりのパーツ、住宅用建材としての木となると雲行きが怪しくなる(笑)。

写真の窓枠の下の部分を見ると枠が壁から飛び出してます。これは窓枠を兼ねたちょっとした棚です。無垢材で作ると下の窓枠は巾広の板で作れるので一枚板で作ってあります。板はある程度の幅までは、一枚板でも反りも無く、コストアップも知れている。コストは新建材と言われる、木目ビニールシート張りの枠材よりは元々高いかもしれませんが、ハミングの場合は無垢の枠材が基準なので・・・。

無垢材の良いところは部材を自由に作れる点ですが、そうはいってもなんでもアリではない。写真のようにきれいな板(これは杉)は木の外側の部分(木の芯から遠いところ)です。

ところで柱や板には節がありますが、もともと何か分かりますか?節は枝の跡です。木は成長するにつれ、地面に近い部分の枝を落とします。落ちた部分の上に、また新しい木の層ができ隠れていきます。だからどんな丸太でも、中心にいけば行くほど枝の跡、つまり節が出てきます。そして中心に近い部分はピンクや赤っぽい色をしていて、外側は白いのが特徴です。

枝の無い木は存在しませんから、板や柱に節があるのが当たりまえで、節の無いものはレアです。ビニールシートを張って作るのではないので、色合いや節の有無や木目の柄をアレコレ言われてもね・・・。と言う世界です(笑)でも、住宅の資材としては、お客様や設計者の要求がありますのでお望みの物をどうやって準備するかが大変なんです。木は植物だからね・・・。

丸太

写真の太い丸太は全部杉材ですが、中心が赤いというより、周辺に白い部分があると表現した方が適当かもしれません。これを縦にスライスして板にします。白い板、白いところと赤いところが混じった板、赤い板ができます。そして白い板の方が節が少なく、赤い板は節だらけになるのが普通です。

大量の板材を生産すれば、節の無いもの、あるもの、色の違いも作っていくうちにはそれなりに数量が確保できます。丸太を一本や二本製材しても、望むような色目と節の具合のものは出来ません。

窓枠のきれいな材は、そうやって生産された中の選りすぐりの逸品ともいえます。50~60年かけて育てた木を伐って、大量に製材して、その中からようやく窓枠に使えるものが出てきます。貴重品ですね。大事に作って、大事に使って頂けたらと思います。

弥生町 K様ご夫婦の家 外壁

2017年5月3日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ダイライト

K邸の上棟から半月、外部は屋根工事が終わり外壁の防水シートを張り終えました。

毎週末にお施主様にも工事の進み具合をご覧いただいてます。大金を掛けて家づくりしてるわけだですから、完成品だけでなく作る過程も楽しんで頂けたらと私は思ってます。だって、ご自分の家の内容を知れば知るほど愛情が沸きますから、出来るだけ見て頂けたらと思ってます。K様の家は、ご主人がお忙しくてご夫婦そろってお越しになれなくても、いつも元気いっぱいのS君を連れて奥様がお越し下さいます。とてもうれしいです。

ご覧いただくのは良いのですが、一般の方は解説がないと良くわからないですから「ふ~ん、だいぶ出来た。」で終わってしまいます(苦笑)それで、ブログに書いてるようなことを現場で解説します。 先日、瓦の耐震性、メンテナンスがほぼ要らないことを解説したら「やっぱり瓦は、高級感がありますよね~」と、奥さまから感想を頂きました。

瓦は高級感がありますが、厚いので屋根の大きさや形にあわせて工夫をしないと、ドンくさいデザインになる場合があります。建物の形や好みが有るので一概には言えませんが、今回は1F部分は切妻屋根なので瓦の両端は一体袖納まりにして、二階の寄棟部分は差し棟にしました。専門用語で申し訳ありませんが、要はあまり凸凹させない瓦と作り方にしたので、すっきりしてるけどボリューム感もある上品な屋根に仕上がりました。

外部は防水シートを張ってますが、その下に見える茶色の板は耐力面材(たいりょくめんざい)です。ダイライトと言う商品名の割と有名な資材です。地震の揺れから建物を守る部材に筋交(すじかい)があります。柱と柱の間に斜めに取り付ける角材です
。耐力面材はその名の通り地震の揺れに「耐える」、「面材」です。簡単にいえば土台、柱、梁などを軸にして板を打って箱にして建物を頑丈にするわけです。

骨組みを、どれだけ太い材料にしても耐震性能はほとんど変わりません。太くすれば重みに耐えるので、長期にわたって建物が歪まないメリットはあります。耐震性を高めるには2階床に構造用合板を取り付け、水平面の変形を防ぎ地震の揺れに抵抗しさせる、筋交い、耐力面材で固める必要があるんですね。

ま、こんな様なことを現場で解説するわけですが、ご自宅ですので皆さん興味津々で聞いてくださいます。励みになります(笑)


K様ご家族の弥生町の家 上棟しました

2017年4月28日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
上棟

4月11日に上棟予定だったK様ご家族の家、残念ながら雨で延期になり2日後の13日に上棟できました。見てください、この抜けるような青空・・・ちょっぴり悔しい(苦笑)。

上棟は高所での作業になので、ただでさえ危険が伴います。雨で部材が濡れもカビが生える、腐るなどの問題はありませんが、作業中に足が滑る、材料が汚れるなどの不都合があります。風が吹けば大工さんがふらつく、レッカーで釣り上げる材料が安定しないので、それも危険です。

上棟日は、お施主様が休みを取って楽しみに備えてくださるので、延期するのは本当に申し訳ないのですが安全第一です。天気が悪ければ延期せざるを得ません。
「明日は天気がすぐれないので、申し訳ありませんが延期させてください。」と、ご連絡するときの心苦しさはやり切れません(涙)。


上棟メンバー

上棟日は一気に骨組みを屋根まで作るので、人手が必要です。それで大工さんは、自分の受け持っている現場を空けて一日応援に集まってくれます。レッカー屋さんも現場の予定にあわせ、毎日作業してます。
責任ある仕事をしてるこれだけの人のスケジュールを調整するのは、なかなか大変ですから、延期するなら延期するで、早く予定を組みなおす必要があります。

それで、心を鬼にして(大げさかな・・・)お施主様に「あのー、すみません。実は明日天気が悪そうなんで上棟を・・・・」とお話しすることになります。
上棟式

それで延期の場合は、予定日に上棟式だけ行います。神様に工事の安全をお祈りする儀式です。儀式ですので日柄を気にされることも多いですが、日柄の良い日に延期するとると1週間、10日は平気で延びてしまいます。延期してまた雨が降って延期となったら、1か月は先になる(苦笑)。

このスピード時代に1月延期は、ローンや、家賃、工期を考えると現実的ではありません。そこで予定の日に現場にテントを張って祭壇を設け、儀式だけは執り行います。梵でん(うちわ状のお飾り)を据え、棟梁(工務店のトップ)が祝詞を奏上して工事の安全祈願をします。そうすれば翌日からは工事期間中という事になりますから、いつどんな工事をしようが良いわけです。神様にちゃんとご挨拶済みですからね(笑)。

この業界では、天気が良ければ「お日柄も良く好天に恵まれおめでとうございます!」、雨が降れば「雨降りは〈振り込む〉と言って縁起が良いんですよ。雨降って地固まると申しますから、まずはおめでとうございます!」と縁起を担ぎます(笑)。

何も無いところから、数か月から1年の期間をかけて【家】と言う大きなものを、数十名の人間が関わって作り上げます。今でこそ機械化が進みましたが、昔は全部人力です。祝詞の中に「~家を造り初むるにかくたやすからぬ事をば~」と言うくだりがありますが、家づくりはそれはそれは大事業だったわけで、事故や手違いなく無事完成してほしいとドキドキだったと思いますよ。
縁起も担ぎたくなるわけです。

かく言う私も、祝詞を上げるときは心の底から、「無事完成しますように、お施主さまご家族がこの家でずっとお幸せに暮らせますように、どうぞ神様、何とか、どうかよろしくお願いいたします。本当にお願いします。」とすがる思いでお祈りして、涙がこぼれそうになります。【ハミング佐々木は結構まじめで、イイ奴なんですよ(笑)】



ダイライト

上棟から二週間、屋根瓦が葺きあがりサッシもついて外壁工事が始まりました。内部の金物も取り付けがおわリ、ゴールデンウイーク明けには造作工事が始まります。お休み前に防水ができるので、一安心です。

さて、ゴールデンウイーク2日目の30日は、このK様の家を公開いたします。完成品の見学もいいのですが、骨組段階もご覧になられると、また違った発見があると思います。良かったら見学にお越しください。お待ちしてます。

上棟の準備

2017年4月3日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
上棟柱

来週上棟のKさんご家族の家の上棟材の一部(1/3程度)です。比較するものが無いので大きさが分かりにくいかもしれませんが、幅約4mの材料を積み重ねています。先週、加工が終わり市内の材木屋さんで保管中。搬送中に多少雨が降っても大丈夫なよう、ビニールで包んであります。もちろん汚れ防止も兼ねています。木材業界も進化して20年前では考えられないくらい保護、養生をするようになりました。

これを眺めて思い出しましたが、今は梱包してフォークリフトやクレーンで移動させますが、私が社会人デビューしたころは人力勝負。大きな市場問屋にいましたが、このくらいの材料は本当に朝飯前に担がされてました。

当時勤めたのは、埼玉県の三河材専門の木材市場問屋。その市場は週に一回市が開かれ、陳列した木材を競りにかけて売る仕組みで、私の勤務先は三河材専門の問屋だった。

奥三河から夜通し走ってきた運転手さんは早く木材を卸して帰りたい一心です。市場内の寮に私が寝起きしてることを知ってますから、私の勤務時間は8時から17時なんてことはお構いなしで、開門(5時)と同時に寮の部屋の扉をガンガンノックする運転手さん(ガンガンがノックと言えるかどうか・・・)。眠い目をこすりながらパジャマのフォークリフトに飛び乗り、柱や土台をトラックから下ろします。ちなみに写真の木材量なら6トン車クラスの分量かな。フォークリフトでの荷下ろしはものの10分、運転者さんは大喜びで朝の国道19号線へと消えていきます。

何台かのトラックの荷物を下ろすと今度は陳列です。一人で木材を縦に起こして壁に立てかけ並べていきます。当時は、木材を立てかけて並べ陳列しました。材木を起こすだけで大変だと思われるかもしれませんが、コツがあって4mの長さの土台や柱ならテコの原理で割合簡単にできます。とは言え重労働です。おかげで頭じゃなくて、体で木の事を覚えられまし今とは違い、いくらご飯を食べても太らなったな~(笑)。懐かしい思い出です。
木材市場

ご存知のように山の木は伐採され、丸太から建築用材に製材、乾燥して家の材料として加工され家の中に組み込まれます。たとえコンクリートのビルでも、内装の下地には木材が必要です。ですから建築と木は深くつながっていて、まして木造住宅を作るとなれば、建築=木と言っても良いぐらいです。

生まれた場所は設楽の森の中、家業は製材、社会人デビューは材木問屋、一旦学生生活に戻りそれからハウスメーカーへ就職して建築の世界へ入り、数十年後に自分で手配した木材を使い自分で設計した木の家を作ってます。結局、生まれてこの方、木から離れられない毎日を過ごしてます(笑)木の手触り、木の香り、木目の美しさ、五感で木を味わえる毎日・・・幸せ者ですね。

さて、ブログはこの辺で終わりにして現場へ行かなきゃ。良い一日をお過ごしください。

K様の家の基礎完成

2017年3月25日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
基礎立ち上がり

基礎工事がほぼ完了。基礎は間取り(土台位置)にあわせて作るのはもちろんですが、地盤の高さ設定も大切です。今回は両隣りさんよりも15㎝ほど地盤を高く設定しました。理由は簡単で、元の地盤の高さに合わせただけ(笑)

地盤の高さは道路との関係で決まります。お隣さんは道路と玄関が近いので、15㎝高くすると玄関までの階段が1段増えます。そうすると車が置けない、出入りが不便と言った不都合が起こります。(お隣さんに聞いたわけではありませんが、たぶんそういう理由で設計士さんが計画されたと思う)

元々、この土地には大きなアパートが建ってたそうで残っていた境界のブロックを見ると、元の地盤の高さの跡がついてましたし一軒おいて南のお宅も15㎝高い。基礎は地盤に埋め込むので当然、掘った土があまり捨て賃も発生します。差支えない範囲で高くしておけば、有利になることはあっても不利になる事はありませんから。


配筋
 
コンクリートで隠れてますが、中身はこんな感じでビッシリ鉄筋が入ってます。そして鉄筋の下には湿気が上がるのを防ぐシートがあります。

奥に見えるパイプは給排水菅を通すための菅(さや管)。コンクリートに直接埋めず菅の中に菅を通せば簡単に抜き取って交換できるのでこういう作りになってます。

この状態で「配筋検査」を受けます。今は瑕疵担保保険が義務付けられてますから、必ずこの段階で外部の検査を受けます。今回の検査員さんは豊橋市の建築指導課のOBさんっぽかったな・・・。どなたが検査されても、甘い、辛いは無いですが業界では豊橋の建築指導課は伝統的に厳しいそうで、そこのOBさんとなるとチョッと緊張(笑)

今まで不備を指摘をされたことは無いし、検査の前に自主検査してますから問題は無いんですがね。もちろん指摘事項なし、無事合格でした。

現場看板

現場の看板も取り付けが終わり、土台据え、上棟を待つばかりです。木材の加工もほぼ完了、床や屋根の断熱材も会社の1階の倉庫に届いてます。4月の第二週からの木工事ですので丁度桜も満開、入学式のシーズンで暖かくて気分ウキウキの季節ですが、心配事が一つ・・・。

雨。雨さえ降らなきゃ、ありがたいのですが・・・。作りはじめのこの時期は、毎日天気予報とにらめっこが続きます(苦笑)

あれから1年・・・

2017年3月18日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
背割り

何が一年か・・・。

設楽の山に生えていたヒノキを伐採して、輪切りにしたのが昨年の3月5日。
K様の家の柱や土台にするために、見立てた立木を100本ほど伐採しました。

せっかくだからと、Kご家族と見学に行ったとき森林組合の方が記念にと、チェーンソーで輪切にしてくれた。中心から一本切れ目が入っているのは、背割りと言って中心から均一に木の水分を蒸発させ、ひび割れを防ぐ工夫です。

最初からV字にカットしたわけでは無い。
中心部分の幅が、チェーンソーの刃の幅。水分が蒸発してこれだけ縮みました。切ってすぐは水浸しと言ってよいくらいずぶぬれでした。そのくらいた直径30㎝厚さ5㎝程度の輪切りですが、ものすごい量の水分を含んでます。

だから木は縮む。とにかく、しっかり乾燥させないと完成した家は隙間だらけに・・・。木は使うまでには、様々な手間暇が掛かり、そこに大工の技術が加わり初めて木の家が完成します。大工の腕がどんなに良くても、木そのものの素性や乾燥具合、角材、板材にするときの製材の具合が悪いとどうしようもない。
一流シェフでも、傷んだ野菜で極上のサラダは作れないのと同じ(笑)

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元々は、こうなってたんです。設楽の山の木に限らず、日本全国、いいえ世界中伐採風景はこんな感じです。




腰壁

そうして今は、柱や土台だけでなく丸太の外側のキレイな部分まで使い切り、腰壁にもなりました。



k様の感想

先日、K様が半年お住まいになっての感想をお寄せ下さった。調子よくお住まい頂けてます。こういう感想を頂くと、うれしですがまずはホッとします(笑)

だって、何もないところからこれだけの大きなものを作るプロジェクトです。それもプロではない、普通の方のリクエストを頂き、打ち合わせて形にするのですから、思い違い、行き違い、勘違い無く出来上がるか、それが一番気に掛かってます。一生懸命作るだけに、お住まいになってからお客様に「あれ、こんなつもりじゃ無かったけど・・・」と言われた日には、ご飯ものどを通りません(苦笑)

今回は設計にあわせて丸太の本数を数え、と言っても数えるには一本の丸太から柱が何本、土台が何本取れるとこまで計算して、全体の本数を割り出し、木材組合、森林組合に応援してもらって見合った丸太が欲しいだけ伐採できる場所を選び、工期にあわせ製材して無駄なく材料を使い切るよう板材も作り、それを建物の内装仕上げ、デザインを考えてほぼ使い分け、まあ何とかロスも出さずに納まりました。

いつもの家づくり、プラスアルファがとってもエキサイティングな家づくりでした。K様ご夫妻にご満足いただけたおかげで、今日も無事にご飯が喉を通ってくれる。(デブにならぬよう気をつけねば・・・。)

K様、奥様、お父様、Rちゃん、S君、ありがとうございます。
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