~柔軟剤上手に使えていますか?~

洗濯の時、柔軟剤は使っていますか?

柔軟剤は昔からありましたが、数年前からは、海外製品の影響を受け、香りの強いタイプのものが人気で、新しい商品が続々と発売されています。最近では、香りを楽しむ目的だけで使う方も多いようですが、本来の目的は衣類をふんわりやわらかく仕上げる為のもの。使い方を間違えると効果を発揮せずに衣類を傷める原因にもなってしまいます。

こんな間違いはしていませんか?

☆効果を上げるために沢山入れる
柔軟剤の使用量を守らずに適当に入れている人が意外と多いようです。たくさん入れた方が香りは少し強まりますが、吸水性が悪くなったり、次回の洗濯時の洗浄力が弱くなる可能性があります。容量はしっかり守りましょう。

☆洗剤と一緒に入れる
多くの洗濯機は洗剤と柔軟剤の投入口が分かれていると思いますが、洗剤と柔軟剤を一緒に入れてしまうと、どちらの効果も発揮しなくなってしまいます。全自動ではなく、手動で柔軟剤を入れる場合は、すすぎの水がきれいになってから洗濯機に投入しましょう。

☆柔軟剤をブレンドしている
柔軟剤は、数十種類の香りを絶妙なバランスでブレンドしたもの。それを混ぜ合わせると香りのバランスが崩れてしまったり、香り以外の成分の相性が合わないこともあります。(ただし、商品によっては、自分好みに香りをカスタマイズできるものもあります。)

■スメハラに注意!■
自分にとっては心地の良い香りでも、他人は不快に感じることも多いもの。特に最近では、「隣人の洗濯物のにおいで頭痛や吐き気がする」「柔軟剤の匂いが強すぎて食欲がなくなった」などという、いわゆる「スメルハラスメント」の相談が国民生活センターに多く寄せられているそうです。商品を選択する際に、芳香の強さを確認する、適正な使用量を守る…等、周囲への心配りも忘れないようにしましょう。

奥三河の木で作ったハミングの家のオーナー様は衣類に木の香りが移ります。ご本は木の香りに慣れてしまい気づかなくなるのですが、実は柔軟剤の芳香以上にすてきな香りが付きますよ。木の家に住んだら香りの弱い柔軟剤を使うのもアリかもしれません。



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