ハミング佐々木の家づくりへの想い

私にとって家づくりは、新築、リノベーション、リフォームを問わず作品です。

有名な建築家ではないので、チョットおこがましいかもしれませんが・・・。
でも、本当に心底「作品」と思うのです。

私はお客様との出会いから打ち合わせ、資金計画、設計、現場管理、その他のさまざまなことに、初めから最後まで現場で関わります。単に設計者というだけでなく、家作りプロジェクトの総合プロデューサー的存在でもあります。

関わりが広くて深い分、「これは私の作品」と強く思うのかもしれません。
世の中では、作品では無く商品としての家が増えたと思います。

商品の多くは時間が経つにつれ衰え、古ぼけます。しかし作品は年月と共に味わいと輝き、美しさを増します。
だからこそ愛着がわき大事にされるのだと思います。

作品作りに直接かかわっていると、安心で安全な材料だけを使っていることや技能の優れた職人のこと、滑らかな工程、気持ちよく動いてくれる納入業者さんの事など、しっかりお伝え出来ます。

すると、ご自分の家がどんなに素晴らしいか、より深く感じて頂けるようで工事の段階ごとに、喜びや驚き、感動をお客様が語ってくださいます。

私にとってそれらの言葉は、とてもうれしく励みになります。楽しみでありエネルギーの素、生き甲斐です。


家はお客様の依頼を受けてご意向に沿って作り上げる作品ですので、ご相談から入居まで一年か、それ以上の時間が掛かります。

数十年の人生の中で、家族で一緒に過ごす時間は限られていますが、家づくりはその限られた時の中の貴重な一年を使う一大イベントです。そこにはドラマがあります。 そして完成した家はドラマの新たな舞台となり、お住まいになる方の人生観、生き方、センスが反映され、ご家族お一人お一人の想い出がたくさん生まれます。

家作りと言う素晴らしい機会をご一緒させていただき、ご家族の素晴らしい思い出づくりのお手伝いをさせて頂けるのは本当に嬉しいことです。

こんにちは。ハミングの佐々木です。今私は、奥三河の森に来ています。
私はこの森の木で家を作っています。

今、この森から聞こえてくる水の音。この水は皆さんの住んでいる町に流れて行って、海を豊かにしています。
この山の木が、水を蓄えていてくれています。

この山の木で家を作って、また新しく木を植えて、そうすればずっと山の木は水を蓄えてくれいつまでも私たちの生活を支えてくれます。

水源の森の木を使って家を建てたい。そうすればいつまでも子供たち、孫たち、安心して暮らせる東三河でいられます。

そして、山に住んでいる人たちも、ずっと生まれ育った故郷でこの木を守りながら暮らせます。
そんなサイクルを作りたくて、ずっと地元の木で家を作ってきました。

一人でも多くの方が奥三河の木を使って、幸せな私たちの未来、子供たちの未来、守っていけたらうれしいです。
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