No.172 2017年4月

今月の特集 S様邸紙上見学会 第2回

S様、奥様、お母様、家づくりをご一緒させて頂きありがとうございました。紙上見学会もご協力下さり感謝しております。
また、先日お邪魔した際にはタケノコごちそうさまでした!おいしくいただいてます (^_^)
また、先日お邪魔した際にはタケノコごちそうさまでした!おいしくいただいてます (^_^)
先月に引き続きS様邸のご紹介です。お楽しみください。
さて、初めに先月の紙上見学会の感想を頂きましたのでご紹介します。T様ありがとうございます。
この通信は購読申込みは頂かず、勝手にお送りしてるので「果たして読んで頂けるかな?ひょっとして誰も読んでくれてないかも…。」と心配しながら毎月書いてます。
今回、感想を頂いて「あ~!読んで頂けてる。」と、嬉しいよりホッとした佐々木です(笑)
さて、初めに先月の紙上見学会の感想を頂きましたのでご紹介します。T様ありがとうございます。
この通信は購読申込みは頂かず、勝手にお送りしてるので「果たして読んで頂けるかな?ひょっとして誰も読んでくれてないかも…。」と心配しながら毎月書いてます。
今回、感想を頂いて「あ~!読んで頂けてる。」と、嬉しいよりホッとした佐々木です(笑)
佐々木さん、いつも通信を有難うございます。
今回の誌上見学会、良いですね!
居ながらにして、見学会に参加できて無精者には最高です。
何が売りなのか、どんな点に配慮して設計したのかなど解説が付いている点も良いですね!
そして、その後に見学会が企画されれば、この通信を見て、本物を見学したくなった方が足を向けるのがベストですね。
今回は外観の写真が有りませんでしたが、次回の誌上見学会では、是非、外観も見せてください。
お引渡しの日程、私の書く都合もあり(苦笑)紙上見学会→実物見学会とは、なかなか行かないので頑張って紙上でご案内します。
紙上見学会
豊橋市草間町
S様の家 その2
ダイニングから和室への入り口は二つの部屋の一体感が出るように引き込み戸にしました。
壁の中に隠れて見えませんが、天井の大きな梁を受ける柱が開口部分の端にあります。
そこで柱の外側で建具を走らせることにしましたが、建具枠の厚み分は壁から飛び出すことになります。
壁の中に隠れて見えませんが、天井の大きな梁を受ける柱が開口部分の端にあります。
そこで柱の外側で建具を走らせることにしましたが、建具枠の厚み分は壁から飛び出すことになります。
S邸のダイニングはこの開口部分だけでなく、ホールからの通路と階段室用の引戸枠、洗面への通路と階段下収納扉など開口部分が集中し、普通に作ったのでは見た目がにぎやかになり過ぎます。
そこで今回は、あえて和室入り口側の壁全体を厚くし、壁の中で建具が走るようにしました。
また、通路の天井を低くすることでダイニングの天井との間に大きな高低差が生まれ、ダイニング側の天井がより一層高く感じます。
実は通路の上に階段が2段あるため天井高はこれが精一杯だったという事情があります。
そして右手奥の通路の天井も高さを合わせ、不要な垂れ壁を省いてスッキリ見せています。
そこで今回は、あえて和室入り口側の壁全体を厚くし、壁の中で建具が走るようにしました。
また、通路の天井を低くすることでダイニングの天井との間に大きな高低差が生まれ、ダイニング側の天井がより一層高く感じます。
実は通路の上に階段が2段あるため天井高はこれが精一杯だったという事情があります。
そして右手奥の通路の天井も高さを合わせ、不要な垂れ壁を省いてスッキリ見せています。

ダイニング面積は10畳ですが、通路や和室と空間を連続させ、梁を見せたり天井の高低差を付けることで10畳とは思えない広々感が生まれました。
店舗などはデザイン優先で構わないと思いますが、住宅は居住性(簡単に言えば間取り)を優先しないと住みにくいので、私は間取りのご希望を良く伺ってから設計します。
そうすると今回の様に様々なテクニックでデザインを工夫する、【悪く言えば辻褄合わせ(苦笑)】が大事になります。
店舗などはデザイン優先で構わないと思いますが、住宅は居住性(簡単に言えば間取り)を優先しないと住みにくいので、私は間取りのご希望を良く伺ってから設計します。
そうすると今回の様に様々なテクニックでデザインを工夫する、【悪く言えば辻褄合わせ(苦笑)】が大事になります。

お好みにもよりますが、無垢材は存在感があるのである程度スッキリ見せる工夫も大事だと思います。
飽きずにずっと住み続けて頂けるよう、毎回お施主様とご相談しながら、いろいろ工夫【苦労?(苦笑)】して作っています。
●ハミングの家の素材の特徴
さて、左は階段室の入り口です。
二世帯住宅なのでプライバシーを考慮して扉付きの階段室を設け階段を2段分奥に送り、降りてきたときに扉の開閉や枠の高さで困らない工夫をしています。
二世帯住宅なのでプライバシーを考慮して扉付きの階段室を設け階段を2段分奥に送り、降りてきたときに扉の開閉や枠の高さで困らない工夫をしています。

そのため階段の上り切り部分も2段分ずれ、通路の天井上まで延びて天井が下がったのは前ページでご紹介した通りです。
階段の材料はヒノキ。適度に硬く足ざわりが良いのでいつもヒノキで作っています。段板の厚みは36㎜、もちろん一枚板です。
戸枠や扉は杉の節無し材(無節:ムジと呼びます)。
無垢材は木目が一枚ずつ異なり表情が楽しめますが、日焼けして色の濃いところは薄くなり、薄い所は濃くなって3~5年でほぼ同じ色合のキレイな茶色になります。
この建具のパネル部分の板は、昨年秋に完成した一宮町のK様邸で、K様が設楽の山の丸太を購入されて製材所で作ったヒノキ板の余りを分けて頂いて作ってます。
K様ご夫妻も完成見学会にわざわざお越しくださり、建具をご覧になりながら、S様、お母様と家づくり談義で盛り上がられてました。
傍で見てると、ご親戚の会話の様で、ご縁を取り持てて、うれしかったです。
お施主K様ご夫婦からの、そんなリクエストで家づくりがスタートしました。
階段の材料はヒノキ。適度に硬く足ざわりが良いのでいつもヒノキで作っています。段板の厚みは36㎜、もちろん一枚板です。
戸枠や扉は杉の節無し材(無節:ムジと呼びます)。
無垢材は木目が一枚ずつ異なり表情が楽しめますが、日焼けして色の濃いところは薄くなり、薄い所は濃くなって3~5年でほぼ同じ色合のキレイな茶色になります。
この建具のパネル部分の板は、昨年秋に完成した一宮町のK様邸で、K様が設楽の山の丸太を購入されて製材所で作ったヒノキ板の余りを分けて頂いて作ってます。
K様ご夫妻も完成見学会にわざわざお越しくださり、建具をご覧になりながら、S様、お母様と家づくり談義で盛り上がられてました。
傍で見てると、ご親戚の会話の様で、ご縁を取り持てて、うれしかったです。
お施主K様ご夫婦からの、そんなリクエストで家づくりがスタートしました。
お知らせ
骨組み見学会開催
家に帰るとホッとする
家族で仲良く暮らせる
そんな家が欲しいんです
お施主K様ご夫婦からの、そんなリクエストで家づくりがスタートしました。

4月11日に上棟しました

設楽のヒノキの柱です

上棟の作業メンバーです

こんな感じに7月完成予定
4月30日(日)の1日限り
10時より12時まで
13時より16時まで
K様ご夫婦は土地探し中に「家はしっかりした材料で作ることが大切」と教わったのがきっかけで、ハミングを見つけたそうです。
K様ご夫妻に見学会をお願いしたら「私たちもたくさん見せてもらったんで、どうぞ見てください!」と快くお返事いただきました。
K様、奥様ありがとうございます。
K様ご夫妻に見学会をお願いしたら「私たちもたくさん見せてもらったんで、どうぞ見てください!」と快くお返事いただきました。
K様、奥様ありがとうございます。

*会場:豊橋市弥生町字東豊和
南栄駅より徒歩10分
見学会用駐車場有り。
3台駐車できます。