草間町のネコちゃんと暮らす家、好天に恵まれ工事が順調に進んでます。外壁はもうすぐ完成。今回は外観も木です。木目の縦張りデザインでバルコニーだけ色違いで張ってます。この張り分け具合が、かなりGOOD。先日もお施主様のN様が「カッコイイね~。かなり悩んで決めただけの事はあるわ~」と喜んで下さってた。これ完成したら外壁材メーカーに写真送ろうかな。きっとカタログの実例写真に採用されると思う。その位、カッコいいですよ!(^ー^)b 今回もお施主様と二人で、かなり盛り上がってます(笑)
ネコちゃんと暮らす家 外壁が張れてすごくカッコ良くて施主様と盛り上がってます~


少しアップで見てください。板張りでしょ。実はこの外壁本物の板ではありません。防火サイディングです。本物の板を張ることもできますが、やはり外部に板を張ると紫外線で色もかなり変わります。それを味があると捉えて頂ければいいのですが・・・。釘が浮く場合もありますので、メンテナンスが楽なサイディングを縦張りしました。縦張りなので一見しただけでは、ほぼ本物に見える。防火サイディングと言うだけあって耐火性も高いので街中ではお勧めです。

さて、外壁の下はこんな風になってます。バルコニー部分だけ外壁を張ってませんので銀色のシートの上に外壁取付下地の横に打ってある木が見えますが、これもヒノキ。こういう細かい材料程傷みやすいので、耐久性の高い材料を使います。

こちらは未だ下地材が無い状態です。銀色のシートは防水、壁の中の湿気を外に逃がす機能と(蒸れません)、熱を反射する機能が備わった優れものです。

その銀色のシートを張る前がこちら。耐力壁に火山性ガラス質複層板と言います。難しい名前ですが、業界人ならダイライトと言う商品名で知られてるかなりポピュラーな製品で「高強度、防耐火、軽量、優れた透湿性、高耐久、ゼロアスベスト、低ホルムアルデヒド」と言った特徴があります。耐震と断熱の両方を上手く工事できるので重宝な材料です。

中からみるとこんな感じ。柱に直接取り付けるので家全体が箱になり頑丈だし、筋交いは室内の間仕切り壁に入れるだけで済むので、断熱材が筋交いに絡まず隙間のできる心配が無いです。ついでですが、筋交い、窓枠、柱、下地補強材、間柱、全部ヒノキなのでシロアリや湿気に強くて安心です。見えない所もケチらず良い材料を使いたいですね。