ログハウスみたいに木が一杯の家と設楽のヒノキで作る家

豊川市Yさんご家族の「ログハウスみたいに木が一杯な家」です。ほら、木が一杯でしょ、言ったとおりでしょ~(笑)
これ、床の養生剥がすとまたき同じ板張の床でが現れます。ぜーんぶ木なんだよ。すごい迫力。い地元奥三河のスギの赤身材で色目も統一してるんでゴテゴテ感は無い。
木を使うときにはスッキリ納めるのがコツなんです。やりすぎない事、作り込みすぎない事が大切なんですよね。
20年以上木の家ばかり作ってきたんで、その辺は少しうるさいんだぞ(笑)

で、外観はコチラ。内観とは打って変わって飽きの来ないオーセンティックな外観。もうじき足場を外すんでカッコよさが分ると思います。
外観は仕上げ材だけでなく、フォルムにも気を付けたいですね。もっとも、これは間取りと表裏一体の関係なんで、途中で思いついて何とかなるものでも無いです。
最初から家のコンセプトを決めて作らないと無理なんですよね。そうはいっても皆さん、初めからハッキリイメージをお持ちでは無い。それでいろいろお話して、ひそかに私がまとめ上げてくんですよ(笑)

一宮のK様ご家族の家も準備が進んでます。設楽のウチの製材から蒲郡のプレカット工場へ材料を運びました。節の少ないきれいな柱を先に入れて、家の中のどこに化粧柱として入れるか品定めしました。
普通は、「ここに化粧柱をこう見せるように・・・」と言うように設計するんですよね。
でも今回は、ラフ設計の段階で見込みで必要本数の柱を立ち木で買って製材し、その中から良さそうなものを使えるように使うという離れ業をやってます(笑)時間の制約もありますから、設計と同時並行で材料の段取りしてます。

現場は基礎工事中です。7月の初めには上棟します。餅投げも計画中ですから拾いに来てくださいね。
今回は現場管理しながら、餅投げの話から、住宅ローンのお手伝いまでいつものように滞り無くやって、その上で立木の伐採からお世話してます。
ま、家づくりの難易度で言えばウルトラCだね(笑)