27日上棟予定、基礎工事完了。建築には運と科学技術、両方必要(笑)

草間町のNさんの家は基礎工事が完了、来週は土台据え、27日に上棟の予定です。天気が少し気になりますが解体のお払い、地鎮祭、解体工事、基礎工事ともに天気に煩わされること無く今日まで来てますので今回も大丈夫でしょう。(N様は運が良いと思います。)科学的には根拠が無いんでしょうが、運の良しあしは有ると思いますね。 ちなみに私は晴れ男と言われたことがありますが、自分では・・・?です(笑)。
さて、写真は配筋検査直前の様子。鉄筋の高さ位置をレベルで計ってます。流し込むコンクリートが鉄筋の周りを十分覆うためには、鉄筋の位置が正確でないとまずいんです。 これらの管はサヤ管と言って、給水や排水の管を通すためのトンネルの役目をします。こうしておけば管を交換するときにコンクリートを壊す必要が無くて中の管だけ交換すれば済みます。

で、これが高さを出すためのレーザー光を出す機械です。 ココからレーザー光が発射され、高さを知りたいところで受光機を杭棒に取り付けます。高さが合うと相図音がして既定の高さだと分かります。レーザー光は広がらず真っ直ぐに飛ぶので、高さや水平を見るのに重宝してます。

メンテナンスを簡単にするためサヤ管を埋め込みます。サヤ管は給水管や排水管を通すためのトンネルです。これなら配管を交換するときにコンクリートを壊さず、サヤ管の中の管を引き抜いて交換すれば済み簡単です。

基礎を打った直後に雨が降りそうだったので、雨で表面がデコボコしかない様、雨で急に冷えない様シートをかぶせてます。天気が良いときは必要ないんですが今回は雨の合い間に工事が進むグッドタイミングでした。真冬の寒いときも基礎の水分が凍らない様、保温のためにこんな風にかぶせることもあります。

コンクリート自体は引っ張る力には脆いので鉄筋を入れますが鉄筋は酸化して錆びます。コンクリートはアルカリなのでコンクリートで一定以上鉄を覆うと錆から守れますす。組み合わせて欠点を補い頑丈な構造にするわけです。この原理を見つけた人は、すごいよね~。
順調な建築工事のためには運と科学技術、両方必要です(笑)