大岩町のヒノキとしっくいの家 土留め工事

大岩町のH様の奥三河の木と自然素材で作る家の工事は天気にも恵まれて順調です。家の工事は本体工事の前に事前の工事や段取りが色々あります。その一つか敷地の造成工事。道路より敷地が60㎝ほど高いので、今回は土を漉き取り駐車場にします。土を取るといってもその部分だけはお隣の敷地より低くなりますから土留めが必要と言うことで、北側に4段ブロックを積んだ。豊橋市の場合は4段以上積む場合は15㎝厚のブロックを使う事になってますので、かなり立派なブロック塀になりました。

さて、もともと道路側の隅は雨で土が道路に流れ出ない様、土が盛り上げてありました。その上、草が生えてますから草の頭までは道路から1mほどありました。ぱっと見は、「ずいぶん道路より高く感じて駐車場どうするんだろう?」、「南側にも建物が建っていて日当たりは大丈夫かしら?」と一般の方は感じてたんだと思います。それでしばらく売れ残ってました。ちなみに売れ行きが悪いと現場に「売地」と看板を立てることが多いです。すぐ売れれば看板は建てる暇は無いし、看板建てるのにもお金が掛かりますから。
土地を選ぶ場合、看板がある土地は売れ残りの可能性が高いです。これから土地を購入される方は参考にしてください。売れ残りの物件は価格が近隣の土地より安い場合が多いです。ただし売れないのはそれなりに理由がありますからご注意を・・・。
話が横にそれましたが今回の土地は、単に見た目でごまかされていただけで実際にはお値打ちな良い土地でした。この土地を見つけられた奥様がご相談下さったので、見に行くと「これは行ける!」とすぐわかったので良かったです。

ほら、ずいぶんスッキリでしょ(笑)。いい土地です。
事前の段取りと言えば今回道路入口部分に電線などが走ってましたので、工事中の線の保護のために管を取り付ける段取りをしてます。電柱は一本でも線はたくさんあることが多いです。今回は中電の電線、NTT電話線、ティーズとコミュファの光ファイバーが有ったので、4社にそれぞれ連絡して個別に立ち会って工事日程を打ち合わせてとなかなか手間でした。
さて、現場はこれから配筋工事へと進み、来週は配筋検査です。