奥三河の木と左官塗り壁と和紙クロスで作る家  大工工事完了 H様邸

ダイニングの柱 豊橋市大岩町

大工工事が完了しました。ほぼ毎週、工事の進み具合を楽しみに現場へお越し下さるH様ご家族ですが、今週はお忙しくてご覧になれないそうですので、気合を入れて写真撮ってきました(^ー^) H邸の見せ場の一つが奥に見える柱です。もちろん設楽町産。これから壁を左官で仕上げます。実は壁のコーナーが塗り壁だと、当たって傷むことが多いので柱を部屋の角に見える様に作りました。

アクセントと壁の保護の一石二鳥を狙ってます。 天井の梁は杉、出入り口の枠も杉材です。床の養生をはがすのは未だ3週間ほど先になります。来週からはクロス、再来週が左官工事の予定です。
クローゼット+収納 豊橋市大岩町

和室の収納です。4本の引き違い戸が取り付けられますが、中は杉板で左のクローゼットスペースと右の中段に分かれています。ハミングでは押し入れは全部杉板で張るのがお約束なので、ここだけ見ると山小屋の様ですね。節のある木がお好きな方なら、隠すのがもったいないと思われるかもしれませんね。
個室収納 杉板 豊橋市大岩町

個室の畳1畳分サイズの収納もご覧の通り杉板で作ってあります。杉板で作ると湿気の心配が無くて良いのですが、木の香りが収納するものに付きます。まあ、嫌な臭いでは無いので良いと思いますが洋服にも木の香りが移ります。お住まいの方は慣れてしまうのですが、周りの人はすぐわかるので「いつも良い木の香りがしますね~」なんて言われることも多いそうです。
杉で作る下足入れ 豊橋市大岩町

下足入れの内部も杉板です。こちらは靴の嫌なにおいがしなくなるし、湿気もこもないので靴にとっては良いですね。見えない閉じた狭い空間は、基本板張りがお約束で作っています。
杉板腰壁 豊橋市大岩町
こちらは板を見せます。トイレの腰壁なので見せびらかすところではありませんが(笑)分かりにくいかもしれませんが奥は棚になってます。予備のペーパーなどをケースに入れて置いておけます。実はここ、配管を外部に直に抜くためのスペースも欲しかったので棚兼用で作らせてもらいました。ご主人は木がお好きなんで、見たらすごく喜んで下さると思います。工事中現場にお越しになった際、ムク材ばかり半端じゃない量を使ってますので、それをご覧になって「ぜいたくな家だ~」と喜んで下ってましたから、見えるところの木は更に感動していただけそうです。