家族が集まるたたみコーナーがある家 豊川市K様邸

個室の腰壁です。これも桧の板で張りました。丸太はお施主様の御支給品ですから、出来るだけ余すと来なく使いたいと思い、製材段階で板も挽くように指示しました。丸太の真ん中で柱や土台を取ると周囲は残ります。丸太の周辺部は節が小さく少ない個所なので化粧用の板類がとれます。ただし、丸太の本数に限りがあるから、どれだけ作れるか分らないので、勝手に準備させてもらい、できた枚数の中でお客様のリクエストを伺って張りました。窓枠いっぱいに張り上げてるので、すっきりしてますね。

土曜日は建具の取り付けでした。稼働棚の金属掛け、タオル掛けの取り付けなど細かな工事も。左官も土間や濡れ縁の仕上げに入ったので久しぶりに大人数(と言っても、6人)でにぎやかかでした。人が多いと活気があっていいいですね。
さて、この扉も既製品ではありません。オーダーメイド。建具屋が採寸して1本づつ作ります。もちろんムク材。豪華だね。ナチュラルな色合いですが、建具も5年もすればキレイに日焼けして飴色になっていきます。イミテーションじゃないから、味が出るまでは少し年数が掛かります。革製品と同じだね。