断熱と耐震とイメージチェンジリフォーム工事中です S様の家

解体前 外観 田原市

2週間ほど前から田原市やぐま台で改修工事が始まっています。平屋部分の和室の中だけ大改造します。S様とのご縁は20年近く前。サッシをペアガラスにしたりと機能面でのリフォームをさせて頂きました。今回、あまり活用されてない和室をモダン和風のお部屋に改装したいと昨年ご相談を頂きました。 
解体着手前内部 田原市

で、こちらは工事前のお部屋の中。改装工事は経験豊富な職人さんでないと上手くいきません。それで大工のスケジュールを調整できるまでお待ちいただき、ようやく着工しました。今回は和室を洋室に作り替えクローゼットもつくり天井もフラットな天井から屋根の勾配なりの天井にします。梁を見せるやつです。さてどんな風になるでしょう。楽しみでしょ(^-^)
解体工事開始 田原市

まずは解体ですが、その前にエアコンや柱、残す障子などしっかり養生をします。解体材の搬出でお庭を汚さない様に、廃材を積むトラックまでシートで道を作りそれから工事開始です。壊してみたら内部が以外なことになってる場合もあります。言わば、出たとこ勝負。改装工事は作る前の壊す段階の方がドキドキします(笑)
天井バラシ 田原市
 
解体工事屋さんはいつもお願いする、改装工事の時の解体が得意な職人です。残すところを傷めないように、神経を使いながら作業してくれるので安心して任せられます。じゃあ作業が遅いのかと言うとそんなことは無くて、作業は超スピーディ。さすがプロだね。昨年から大掛かりな改装工事が続くので、とっても頼もしいいメンバーで助かります。結局、壊すのも作るのも職人さんですからね。かといって私は遊んでるわけでは無くて(笑)、ご相談、調査や設計、見積もりとかで頑張ってます。
足元があるうちに天井から壊していきます。
床の解体 田原市

さて、これが解体完了直後。なんとここまで半日です。早い!建物に問題も無く、搬出もスムースだったので思いのほか早く終わりました。解体の時は何が出てくるか分からないので、監督、作る時の担当大工と3人が立ち会います。フタを開けたら!!!なんてことに備えてすぐ判断、指示ができる様にするわけです。解体職人さんでは処理しきれない細かな部分や仮に外しておく部分などは大工さんが壊したり外したりします。
天井裏の梁 田原市

さて、天井裏から立派な梁が出てきました。天井裏の板の上は防水紙でその上がもう瓦です。これから天井裏の屋根タルキ(勾配に沿って均等に取り付けられてる屋根を支える細い角材)の間に断熱材をはめ込んみます。ここをしっかりやらないと、冬寒くて夏は暑いとんでもない部屋になっちゃいます。 最近は寒い住宅は寿命が縮むとか話題になってますが、断熱は断熱のやり方とか大切なんでグラスウールを適当に突っ込んでおけばOKじゃないですから。私は20年前から断熱改修だけとか、シックハウス対策だけとか頼まれるオタッキー(?)なとこが有ります。断熱とか結露とか素材の安全性とか、自分じゃ普通にやってるつもりなんですがね・・・(笑)最近は木を上手に見せる、古民家風やモダン和風の改装のご依頼も増えました。