白い塗り壁の家 ほんとに白くなりました(笑) 豊橋市三本木町 Sさんご家族の家

「白い家」と言うタイトルでしたが、長らく下地のままのネズミ色状態が続いてました(苦笑) 乾燥養生や、天気の加減で少し延びましたがとうとう白くなった!(笑)
カッコいいですね~
今朝は板金屋さんが採寸に入ってくれました。これで破風、鼻隠しをカバーして雨どいを付ければ足場がとれます。来週末には出来上がるかな。

クロスもだいぶ張れました。木と珪藻土壁紙は相性がとっても良くてナチュラルです。光が柔らかく反射するんですよね。印象派の光の表現に通じる感じがして好きなんですよ。そう言えば若いころ、上野の美術館へモネの睡蓮をよく見に行ったな~

建具も搬入済みです。内部はクロスが張れたら建具や照明器具を取り付けていきます。ドアも杉材を使って建具屋さんが作ってます。ハミングはずっとドアは既製品じゃなくてオーダーメイドが標準仕様です。内装に無垢材を使うとテイストを合わせるには、やはり同じような材料で全部作らないと嘘っぽくなるんですよね。
ま、違う材料を使って着色と言う手もありますが、本来は年数を経て味のある色になったものを真似るために苦肉の策で着色するケースが多いわけです。店舗じゃないんで、ナチュラルに作って時間とともに変化を楽しんでいただくのが、私としては一番おすすめです。
そんなわけで、既製品のビニールシート張りのドアは使いたくないです。新築時は良いんですが、5年、10年経つと無垢材とは明らかに異なる風合い(ちょっと貧相)になりますからね・・・。ちぐはぐな空間になるんですよ。物の本質が質感を生みそれがベースとなって美しさを醸し出しますから、素材はおろそかにできないです。