豊川のモダン和風 U様の木の家だいぶできました。

板張り天井豊川市
工事は着々と進んでいます・・・。実はちょっと遅れ気味。割とタイトなスケジュールで、台風などの予定外の足踏み期間も有りましたが、大工チームが頑張って挽回してくれたと思ったら、外壁工事の職人さんがインフルエンザでダウン。外壁を張らないと、張る時の振動で左官壁やクロスの目地処理が傷む場合が有ります。中の工事だけ進めるわけにも行かないので、結局半月遅れです。 畳コーナーの天井は板張りで、珪藻土クロスとのコントラストが良い感じです。
木製建具 豊川市
建具も入った。ちょっとレトロな感じで良いでしょ。数年前の岩田のSさんの奥様のリクエストで作った建具の写真をご覧になって奮発されました(少々手が込んだ作りなので少しお高い)。 ちなみに、柱の丸い模様は節。節は枝の跡です。木の根元部分は枝が無いです。そこを柱に仕立てると節が少ない。(節は枝の跡です)これだけ節があるのは、根本よりかなり上だったわけで、それで節も大きいから枝も立派だったはず。と言うことは、目も詰まって急成長した様子もないの樹齢70年~80年クラスの木かな・・・。何れにしても立派な木です。
門扉 豊川市
豊川で20年ほど前に建てたTさんの家の門扉が昨年の台風で傷みました。大工さんが忙しくて手直し工事がなかなかできず・・・(冷)。ようやく来月修理できます。今日はもう一度採寸してきた。こういうものの材料は、カーマでは売ってない(もちろんジャンボエンチョーにも)。杉の赤身の角材は丸太から製材しないと無いんですよ。だから採寸して、設楽のウチの製材に発注します。
桧の丸太
今は丸太の伐採シーズン。森林組合の土場にはたくさんおいしそうな丸太が有る。見てると欲しくなるんだよね。特に、桧の太めの奴が欲しい。という訳で、今年建てるお客様用の柱を取る丸太を来週、見立てに行きます。組合長が「みにおいでん。」と誘ってくれました。組合長は製材の仕事一筋35年ですから、私などよりよほど目が肥えてますから心強いです。丸太の状態で節がどの程度ありそうか、木目はキレイかを見抜くわけですから、経験がものを言います。一軒は設計がほぼ出来てて、詳細図書いてみたら6寸5分の柱が欲しいんだよね。 見に行くのを、今からワクワクしてます。板前さんが魚市場に魚を見立てに行く時って、こんな気分なのかな(笑)