Mさんちのブログ見学会その4


今日は和室をご紹介。



和室と言ってもいろいろあります。
和室

こんな伝統的な和室も得意ですけど(一昨年お建てした家です)




一般のご家庭ではこんな感じ(Mさんのお宅)です。
リビングの隣和室

リビングの隣に茶の間的に作ることが多い。



街中では東西の家が近いので窓は小さめにして目線を避けて光や風を取り込む工夫が必要です。

それで西側は地窓(床からの低い窓)を作る。

これが調子いいんだな。

見た目もちょっとおしゃれだし。夏場はその良さを実感して頂けるはずです。




次は2階の部屋にある押入れ。

ホントに何の変哲もない押入れですが世間の押入れとはチョット違う・・・。
本物の杉板張り

御覧の通り内部は本物の杉板張りが基本なんです。


「空気がこもるところこそ化学物質の発生源の使用は避けておきたい」

との考えでこのスタイルが標準になってます。



化学物質過敏の方にも大丈夫な家を研究し出したのが平成6年ごろでした。


数年間試行錯誤してたどり着いたのが「疑わしきは使わず」と言う考え方。

我ながらスバラシイ発想だったと思う。


もう少し言い方を変えれば

「大丈夫かどうかいちいち調べるのは面倒なんで、昔から使われてる材料で作っておこう」(笑)。

横着ですか?  でも、正解でしょ。



皆さんだれでもが化学物質過敏ではありませんから、基本的なところは抑えつつ

今様のモノも取り入れて作ってますがリクエストがあれば徹底的に発生源を排除した家も作ります。


まあ、お医者さんで「かなり重症!」と言われる方でなければ

ハミングの家ならそこまで必要ないと思いますけど・・・。


見学された方はどなたも

「普通、どこの見学会に行っても多少はプラスチックやビニールのにおいがするけど、

この家は木のにおいしかしない・・・」って言われますから・・・。



そうそう、とりあえず板張りの押入れとかは標準仕様です。

黙ってると、杉板張りの押入れを作っちゃう(笑)。