でんぷんのり

今日は現場で照明器具の打ち合わせ。

天井が無い家(?)が多いので、器具選びに苦労されるお客様が多い。

正確に言うと、天井がフラットではなく梁が見える家です。

部屋の上は青空というわけじゃない。当たり前ですが・・・。

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ご主人の希望はリビングのみ。だから奥様と、あれこれ打ち合わせ。

ちょうどクロス工事の真っ最中です。

それで、「クロスの糊って大丈夫ですよね?」とのご質問。

「友達の家とかは、建てて半年位してからでも匂うんですよ。」

とおっしゃられる。

普通の家は、骨組みの柱や梁は集成材、

下地の合板に仕上げのビニールクロスや塩ビシート張りのドア。

そもそも糊とかの問題といった可愛いレベルじゃなく、

もっと強烈なものだらけで作ってある。

食品で言えば添加物と合成保存料の塊みたいなもの。

「目の前で貼ってますから、いま気にならなきゃ大丈夫でしょう。」

とお答えしました。

だって、でんぷん糊で紙クロス貼って、

もともと集成材も合板も塩ビシートの建材もビニールクロスも

ぜんぜん使わずに作ってるんだもん。