長さは約1.4M、巾は約90㎝。
結構大きな桧の板です。厚みも3㎝あります。
全く節がありません。木目細やかで通っててきれいです。
3枚の板を横に貼り合わせてありますが、言われなければ気付かないほどです。
で、これは床板です。
合板との違いは10年以上住まないと分からないかもしれません。
(もちろん、私たちのようなプロが見れば即、分かりますよ。)
分かるわからないとか、性能とかじゃなくて、
本物に囲まれて暮らすことが大事だと思います。
地元の木を初めとして、適材適所で使い分けて味わい深い家に作り上げるのが
私の仕事だと思ってます。
美しいかどうかは、かなり大事だと思いますね。

で、こちらはウチの組合の倉庫で20年近く眠っていた一枚板。

パソコンデスクになります。大工さんが苦労して削って仕上げてくれました。
大きなしっかりした節があると、カンナをかけるのも一苦労。
これも、味がありますね。
さりげなく木を楽しむ家・・・。
ちょっと贅沢でいいじゃないですか(笑)。
どうせ住むなら、そういうぜいたくな家に住んでほしいな。
