木の神様

昔むかし、日本中に木を植えて廻った神様がいたそうな・・・。

五十猛命(いたけるのみこと)とおっしゃられて、お父さんは神素戔鳴尊(スサノオノミコト)。

お父さんの言い付けで木を植えて廻ったんだそうです。

日本書紀には素戔鳴尊が髭を抜き、胸毛を、尻毛を眉毛を抜いて、

杉、桧、槇、楠といった木を作り、杉と楠は船に、桧は家屋に、

槇は棺桶に用いると良いと教えられたとあります。

【近年流行のホワイトウッドで家を作れとは言わなかったらしい・・・】

その、五十猛命(いたけるのみこと)をお祭りしてるのが、

和歌山県にある伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)だそうです。

http://www.nextftp.com/itakiso-jinja/

木のおかげで暮らしてるのに、日本の木や林業を統括する

そんな偉い神様がいらっしゃるとは知りませんでした。

お神酒.jpg

お休みの間に旧友にばったり出会い、頂いたのがこれです。

伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)の御神酒。

下さったのは城所さんといって、チェーンソーアートの世界チャンピオンです。

彼は以前、設楽の同じ村に住んでて、いろいろ山のことで一緒に活動してました。

【詳しくはコチラをどうぞ。】 http://www.chainsawartpro.com/index.html
 
連休中に設楽の親戚へ遊びにこられて、田植えの手伝いをしていた私とばったり。

たまたま御神酒を2本持っていたそうで、彼曰く

「和歌山を出るとき一本持ってくつもりが、何となく2本持ってきたんですわ。

これで分かった。一本は佐々木さんにあげる意味だったんだ。」

確かに、我々親子は設楽の林業を必死で何とかしようとしてるわな。

いやはや、神様からこんなふうにハッパかけられた、いや、元へ。

励まして頂くとは、ありがたいことです。

皆さん、地元の山の木で家を建てて、山の木を一杯使って下さいね~。

結構、ゴールデンな連休後半でした。