ハミング社長ささきの日記

木の家を作る・料理を作る

2017年9月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
玄関アプローチ

今週末に見学会させて頂くI様の家。玄関のアプローチ、全体の大きさも決定、仕上げは30㎝角タイルで決定、目隠しフェンスも角柱タイプで決定。

そこまでは良かったのですが、すべてそれぞれの寸法が決まって目地も通してとなると、取り合いがものすごく難しくなりました。でも、チャレンジ!ファイト!

左官の金指さん、監督の森崎君も交えてああでも無い、こうでも無いと打ち合わせして何とかなる事に(^ー^)b
きれいに出来上がるはずです。

きれいに出来上がるから苦労のあとはみじんも感じられないでしょう。
うれしい様な、寂しい様な、複雑な気持ち・・・

料理
玉ねぎのピクルス

最近作った手羽元のソテーと玉ねぎのピクルス。こちらはそれほど苦労もなく作れた(笑)
でも、お味のほうは、まあまあかな・・・

工務店の仕事

2017年9月12日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
IMG_7491

築18年のMさんの家の手すりを作った。もともと木製バルコニーが有ったのですが傷んだのと、子供さんが成長したので駐車スペースを増やす目的で撤去。でも、バルコニーに面した掃き出し窓は何か対策しないと危険です。

「アルミ手摺は味気ないし、何かいい方法は有りませんか?」都のリクエストでご提案したのがアルミの角材と板の組み合わせの手すり。単品で見れば「ふ~ん。手すりね・・・」って感じかもしれませんが、庭越しに見ると良いんですよ。
木製手摺

ほら、離れたところから庭も含めて見るとカッコいいでしょ。雰囲気でしょ(^ー^)b

「将来、また何か作るかもしれないから、そんなに本格的でなくても・・・」と伺ったので、初めは一番簡単なアルミ既製品の手すりをお勧めしました。でも、「やっぱり味気ないからもう少しデザイン的に何とかならない?」とリクエスト頂いたので考えた。

リクエスト頂くと、できませんとはなかなか言わず、何とか作っちゃうのが工務店だな(笑)
新築ばかりじゃないんですよ。

実は、こういう作業は現場任せにできないので、ベランダ解体も作るのも一緒にやりました。おかげで良い運動になり2キロやせた。

・・・嬉しかったけど2日で元に戻りました(涙)

節の無い板

2017年9月1日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
洗面

節の有り無し、木目、色のコントラスト。板は自然のモノなので同じものは一つもありません。模様を揃えるにも限度があります。この写真の床は桧、壁と天井は杉。洗面台も杉の節あり材。やはり桧は濃淡が少ないので大人しく上品な感じがします。杉は節が無くても濃淡がはっきりしてるのでチョット個性的。個性の違いで微妙な味わいがあります。

この微妙な差を味わえる人、理解できる人にはたまらない写真だと思う。美的センスを持ち合わせた人でないと木の家の良さはわからないだろうな・・・。感性は磨けば発達しますので、ちょっとでもイイなと思われたあなたはセンスは有りますよ。

そして木の面白のは、5年も経てば色の濃淡はほとんど無くなり、杉も桧も同じような風合いになる所です。それはそれで、またきれいなんですよね。木の美しさは、わかるとほんとに楽しいですね。

事務所でパソコンに向かって図面書くのも楽しいけど、現場で木を愛でるのにはかないません。ある意味、現場が息抜き(笑)。


I様ご家族の家 階段

2017年8月22日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ストレート階段

I様ご家族の家の特徴の一つがストレート階段です。いつも周り階段が多いのですが今回はプランの都合上まっすぐな階段になった。ストレート階段の場合できるだけ踊り場を設けるなど工夫をしたいのですが,1Fの天井との絡みなどもあってなかなか難しい。

今回は1段目を90㎝角のフラットにして上り切り最後の1.8mもフラットに工夫が出来ました。どちらも体の向きを回す部分です。おかげでかなりゆったりした感じになりました。
階段上り口

こちらが1段目。窓の横の太い木が迫力です。今回は上り口の前に扉を付けたいとリクエスト頂いたので、その絡みで太い木が有ります。どんな風に仕上がるかは出来てからのお楽しみ (^ー^)

お客様と「ああでもない。」、「こうでもない。」とやり取りしながらプランを作り込む作業はかなりエネルギーを費やしますが、その分楽しいです。家づくりはお客様との共同作業ですが、学園祭のノリに近いものが有って楽しい。

学園祭気分は個人的な感想ですので、お客様はどう思われてるのか?ですが、皆さん建築中も興味津々でご覧くださるし、喜んでお住まい頂けてるんで家づくりの過程も含め全体を楽しんで頂けてると思ってます。


弥生町K様邸の庭工事中

2017年8月19日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
庭工事

お引っ越しが終わりひと段落されたところで庭工事開始。実用的でシンプルなお庭を希望されたのでハミングで工事することにしました。今回は植栽は有りませんが、畑スペースは有ります。

芝生とか植木とか植栽はカッコいいのですがお手入れが大変です。かといってコンクリート張りでは照り返しで暑くて困ります。それで今回は、というか今回も防草シートの上に砕石敷き固めで行きます。植木は鉢植えをお勧め中。鉢植えの木は大きくならないので剪定とかほとんどいらないし移動もできるから便利です。

子育てに手が掛からなくなって余裕が出来たら砕石を取り除いて庭づくりも可能ですから、「しばらくは実用重視の庭」と言うのもアリだと思いますよ。



もうすぐ夏休み

2017年8月5日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
土間とダイニング

田原のリノベーション工事は7月末完成予定でしたが、ちょっと延長になりました。こちらの写真はダイニング。キッチンの吊り戸は作りました。引き違い戸が付きますが未だ制作中。奥の黒い衝立はの向こうに、薪ストーブが取り付けられます。
リビング

こちらは隣接するリビング。改造前は洋室でした。梁は荏胡麻油ベースの塗料で着色しています。
洋室

こちらが改装前の同じ部屋。信じてもらえないかもしれませんが、ホントにこうだったんです。奥の出入り口ドア位置が改装後も出入り口。ただし開口幅を広くして引き違い戸が入る様にしてます。

二か月間、ほぼ毎日現場へ通った甲斐が有りました(^ー^) 断熱改修、耐震改修、バリアフリーも併せてできた。元がしっかりしてる家はいろいろアレンジできますね。大変だったけど楽しかった~。

田原のリノベーション工事もうすぐ完成

2017年7月31日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

田原市内で工事中のリノベーション工事が大詰です。天井や壁をはがして間取りも変えての工事は計画通りに行かないこともたくさんあります。そもそも、壁や天井をはがしてみないと分からない事がある。

今回は立派な梁が出て来たのでラッキーでした。

なんやかんやで、仕上がって来てます。

梅雨と建築の仕事

2017年6月29日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
梁丸太

梅雨入り直前から築約40年のO様の家のリノベーションをしてます。ご希望は天井の表し仕上げ。クッキングの出来る薪ストーブも入れます。平屋部分の内装のほとんどを壊してトイレや洗面、脱衣などの間取りを変えてリビングダイニングを古民家風に仕上げます。

解体したら中には立派な松の梁丸太が組んでありました。ラッキーです。昔の建物は設計図もアバウトだし現場で大工さんが変更して作ることも普通だったので天井を取り払ってみないと、どんなモノが使われているか、組み方をしてあるか見当が付きません。出たとこ勝負(笑)。

壊してみて、そこからイメージを膨らませてお施主様と打ち合わせて作るしかない。だから予算計画は有りますが新築の建物みたいにシビアには出来ません。ある程度余分に掛かることは覚悟して頂いてます。

器具の交換やちょっとしたリフォームなら分かり切ってますので、見積もり通りで納まるのですがこういう大きな工事はそうはいかない。リノベーションはリフォームとはちょっとニュアンスが違いますね。「予算が心配。会計が不明朗で嫌だな・・・」と言う方は遠慮させてもらってます(笑) もちろん、あまりにも金額が変わる場合はその都度、工事費をお伝えして進めてますんでぼったくりの悪徳業者ではありませんのでご安心ください。

出来上がりは新築の建物以上にカッコよくなると思う。もちろん断熱面での配慮、バリアフリー化なども織り込み積み。7月の終わりには完成の予定です。


上棟

梅雨の合間を縫って豊橋市内で上棟をしました。30坪台後半の大きさの家ですので、やっぱり大きいですね。地鎮祭、基礎工事、上棟とすべて好天に恵まれました。お施主様、強運です(笑)
外観

弥生町で建築中のK様邸、完成しました。週末は見学会です。

今回の見どころの一つはヒノキの床。土台や柱は丸太の芯の部分で作りますから、丸太の外側の部分からは節の無い板が取れます。その板を利用して床板に仕上げました。一本の丸太から無駄なく材料を製材することでコストも下がります。

外観は落ち着いた飽きの来ないデザイン、中身は全て無垢材で作ってあります。見ごたえがありますよ。



奥三河の森

奥三河の山の中まで行ってきました。後ろに生えている木はそろそろ伐採時期です。枝の様子や木の生えている間隔、太さのバラツキなどから見るとこの木は植えてから20年程度は手入れがされてたと思いますが、それからはそのままかな。

木は植えてから50~60年で使えるようになります。それだけの年月を耐えた奥三河の木が、お住まいになる家族を包み込み見守ってくれるわけです。木の生命力、精がきっと家族を元気にしてくれるような気がしてなりません。植林された木は、皆さんの所へ行って家となるのが使命です。

木たちは自分の出番を待ってます。私は、この木たちを皆さんの所に送り届けるのが仕事です。

木材はもとは植物です

2017年5月20日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
窓枠
木は植物だと言うことは小学生、いや保育園児でも知ってると思います。ところが家づくりのパーツ、住宅用建材としての木となると雲行きが怪しくなる(笑)。

写真の窓枠の下の部分を見ると枠が壁から飛び出してます。これは窓枠を兼ねたちょっとした棚です。無垢材で作ると下の窓枠は巾広の板で作れるので一枚板で作ってあります。板はある程度の幅までは、一枚板でも反りも無く、コストアップも知れている。コストは新建材と言われる、木目ビニールシート張りの枠材よりは元々高いかもしれませんが、ハミングの場合は無垢の枠材が基準なので・・・。

無垢材の良いところは部材を自由に作れる点ですが、そうはいってもなんでもアリではない。写真のようにきれいな板(これは杉)は木の外側の部分(木の芯から遠いところ)です。

ところで柱や板には節がありますが、もともと何か分かりますか?節は枝の跡です。木は成長するにつれ、地面に近い部分の枝を落とします。落ちた部分の上に、また新しい木の層ができ隠れていきます。だからどんな丸太でも、中心にいけば行くほど枝の跡、つまり節が出てきます。そして中心に近い部分はピンクや赤っぽい色をしていて、外側は白いのが特徴です。

枝の無い木は存在しませんから、板や柱に節があるのが当たりまえで、節の無いものはレアです。ビニールシートを張って作るのではないので、色合いや節の有無や木目の柄をアレコレ言われてもね・・・。と言う世界です(笑)でも、住宅の資材としては、お客様や設計者の要求がありますのでお望みの物をどうやって準備するかが大変なんです。木は植物だからね・・・。

丸太

写真の太い丸太は全部杉材ですが、中心が赤いというより、周辺に白い部分があると表現した方が適当かもしれません。これを縦にスライスして板にします。白い板、白いところと赤いところが混じった板、赤い板ができます。そして白い板の方が節が少なく、赤い板は節だらけになるのが普通です。

大量の板材を生産すれば、節の無いもの、あるもの、色の違いも作っていくうちにはそれなりに数量が確保できます。丸太を一本や二本製材しても、望むような色目と節の具合のものは出来ません。

窓枠のきれいな材は、そうやって生産された中の選りすぐりの逸品ともいえます。50~60年かけて育てた木を伐って、大量に製材して、その中からようやく窓枠に使えるものが出てきます。貴重品ですね。大事に作って、大事に使って頂けたらと思います。

弥生町 K様ご夫婦の家 外壁

2017年5月3日|カテゴリー「ハミング社長ささきの日記
ダイライト

K邸の上棟から半月、外部は屋根工事が終わり外壁の防水シートを張り終えました。

毎週末にお施主様にも工事の進み具合をご覧いただいてます。大金を掛けて家づくりしてるわけだですから、完成品だけでなく作る過程も楽しんで頂けたらと私は思ってます。だって、ご自分の家の内容を知れば知るほど愛情が沸きますから、出来るだけ見て頂けたらと思ってます。K様の家は、ご主人がお忙しくてご夫婦そろってお越しになれなくても、いつも元気いっぱいのS君を連れて奥様がお越し下さいます。とてもうれしいです。

ご覧いただくのは良いのですが、一般の方は解説がないと良くわからないですから「ふ~ん、だいぶ出来た。」で終わってしまいます(苦笑)それで、ブログに書いてるようなことを現場で解説します。 先日、瓦の耐震性、メンテナンスがほぼ要らないことを解説したら「やっぱり瓦は、高級感がありますよね~」と、奥さまから感想を頂きました。

瓦は高級感がありますが、厚いので屋根の大きさや形にあわせて工夫をしないと、ドンくさいデザインになる場合があります。建物の形や好みが有るので一概には言えませんが、今回は1F部分は切妻屋根なので瓦の両端は一体袖納まりにして、二階の寄棟部分は差し棟にしました。専門用語で申し訳ありませんが、要はあまり凸凹させない瓦と作り方にしたので、すっきりしてるけどボリューム感もある上品な屋根に仕上がりました。

外部は防水シートを張ってますが、その下に見える茶色の板は耐力面材(たいりょくめんざい)です。ダイライトと言う商品名の割と有名な資材です。地震の揺れから建物を守る部材に筋交(すじかい)があります。柱と柱の間に斜めに取り付ける角材です
。耐力面材はその名の通り地震の揺れに「耐える」、「面材」です。簡単にいえば土台、柱、梁などを軸にして板を打って箱にして建物を頑丈にするわけです。

骨組みを、どれだけ太い材料にしても耐震性能はほとんど変わりません。太くすれば重みに耐えるので、長期にわたって建物が歪まないメリットはあります。耐震性を高めるには2階床に構造用合板を取り付け、水平面の変形を防ぎ地震の揺れに抵抗しさせる、筋交い、耐力面材で固める必要があるんですね。

ま、こんな様なことを現場で解説するわけですが、ご自宅ですので皆さん興味津々で聞いてくださいます。励みになります(笑)


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