キッチンで見つけた白い豆。なんと虫がわいてボロボロ。
家内は都会の子なので、キャーキャー言って捨てようとしてる。
穀類に虫が付くのは当たり前で育った田舎の子の私は、
夜なべ仕事で虫の付いた豆をより分けました。
ついでに久しぶりに豆のシチューでもと思いつき、
ボウルの水に漬けたのが一昨夜。
昨日の朝、圧力鍋でコンソメで豆だけ軽く煮ときました。

夜帰って豚肉をトマトピューレやら香辛料で煮て、
豆と合わせてまた煮込み出来上がったのがコレ。
レシピは無い。
昔読んだ(映画のほうかも)レマルクの「西部戦線以上なし」の中で、
トマトと豚肉を煮込んだ料理を分ける場面があった。
戦死者が多くて一人あたりの配給量が多くなり、
主人公たちが大いに盛り上がる場面です。
なんとなく想像で作って以来レパートリーのひとつに。
私の場合、小説で料理のシーンを読んで興味がわき、
想像で作るパターンが結構あります。
鬼平犯科帳なんか読んだときは、あれこれ作ってみたくなって大変だった。
趣味というほどではありませんが、料理もするというお話でした。
ちなみに家内からは、
「お父さんが料理すると、台所が汚れる」とのお叱りを受けます。
俺の家だぞ!いいじゃんか。(こんなところでしか毒づけないのが悔しい・・・・)