今年も宜しくお願いします。
お正月は設楽の実家で過ごしました。スゴイ雪でした・・・。
寒かった~。

会社は7日が仕事始めですが、今年も2日には豊橋に帰り出社。
休みたいんですけど、なんか仕事が気になって・・・。
で、ブログは今日がスタートです。
さて、いつもたわいの無い話題のこのブログですが、
今日は少しまじめに。
『不況で住宅業界も大変でしょ。』
と時折心配して頂きます。
『そうですね。何とか頑張らせてもらってます。』
と、当たり障り無くお応えしてますが、実は結構忙しい。
今年の内に着工を希望される客様のお申し込みは、
昨年のうちにほぼ埋まってます。
元々、年間で何十棟も作る会社では無いので、
そんなに珍しい話でも無いと思います。
ウチに限らず、魅力的な家を手作りしてる会社なら、
どこでも同じ様な状況でしょう。
今の時期に暇だと言う建築屋さんは、
よほど時代遅れか勉強不足、それとも組織が大きすぎ、
または、かなり強引な仕事をしてたんじゃないかと思います。
そりゃあ、ハミングだって完璧、パーフェクトとは言いません。
お客様のために、まだまだ努力すべき点は沢山あります。
だからこそ傍から見れば亀の様にのろまな歩みでも、
コツコツ努力を続けてきました。
これだけ、建築関係の制度や法律が急激に変化すると、
それらへの対応だけでも、小さな会社には負担が大きいです。
『色々な制度をクリアーしなければ、住宅業者として認めません。』
と言う、国の方針は間違いではないし、
お客様のために、もっともと思います。
私は、奥三河の製材所のせがれでしたから、もの心が付いたときには、
木(建築用材)に囲まれてました。
生まれてから今まで、ずっと杉や桧と言った三河の木材の中で暮らしてます。
だからこそ、それらの木の良いとこ、気を付けなければいけない所が分かります。
木は建築材料ですが、材料のままでも十分魅力的な素材です。
きっと、木を愛でる感覚において日本人は、世界一のように思います。
合板や輸入木材には無い美しさ、丈夫さなどをお伝えしたい。
地元の木の魅力を教えて差し上げたい。
そんな気持ちが原動力となって、ハミングとして木の家を作り、
より素晴らしい材料に仕立て上げるため、
奥三河木材協同組合の理事の仕事も、昨年引き受けました。
建築制度の変化だけでも大変とされている中、
奥三河の木を皆さんの所へお届けする仕事の二本立ては、
正直言って、少々きついです。
でも、「奥三河の木の事を体で知ってて、奥三河の山を守り愛知の林業を守る。」、
「地元の木と自然素材での家づくりの先駆者。」、
この二つの条件を兼ね備えているのは、広い世間に私しかいない・・・。
どう考えても、使命があるように思え血が騒いで仕方ない。
奥三河の山や自然を守り、地元の木で家を作る文化を次の世代のために、
誰かが伝えなければと感じています。
その、誰かの内の一人は確実に私・・・。
家づくりと言うテーマで(ブログを通じ)あなたとお会いしてますが、
私の家づくりの目的は、単なるビジネスではなく、子供たちの未来のため、
地域の自然や、安心で安全な暮しをお届けすることです。
今年、どこかで実際にお会いするかもしれませんが、
その時は照れくさく、こんなこと、とても口では言いにくい(笑)。
だから、年の初めの今日書きました。
今年も、どうぞよろしくおねがいします。