今では当たり前になりましたが、軽いと言われる木造住宅でも
ちゃんと地盤調査してデータに基づいた地盤の補強工事をします。

野依のKさんの現場は、何十ヶ所か穴を開け硬化剤で円柱を作り、
その中にパイルを埋め込む工法です。
トランシットから重機まで駆使して確な位置に作って行きます。
まさに土木工事。
この10年で住宅関連のデータや法律、ガイドラインがずいぶん整備されました。
一部では「そこまでやらなくても」とか、「建築の自由が制限される」
などの意見もあるようです。
でもね、能力の有る人たちでアレコレ検討して、
家を建てる人の利益を考え、国がそういう仕組みを作ってるわけです。
そりゃあ100点満点ではないかも知れませんが、
そういう基準に従って手堅く作るのが安心だと思います。
住宅は暮しを包む器です。
器は、なるべく丈夫で長持ちして欲しいですから。
今日は、チョッと堅い話でした。