住宅購入予算の基本 2

住宅ローンの基本 ~住宅ローンの種類~

家づくりで多くの人が利用するの「住宅ローン」。その基礎知識についてご紹介します。

■住宅ローンの種類
住宅ローンには大きく分けて「民間ローン」、「フラット35」の2つの種類があります。

【民間ローン】
銀行をはじめ信用金庫、労働金庫など民間金融機関の住宅ローンです。金利や費用は金融機関によって異なります。

公共料金の口座引き落としや給与振り込みを条件にを店頭金利より金利を下げるサービスのあるところが多いです。

その金利ですが、申込時の金利が適用されるのではなく、実際には建物引渡し時(融資実行時)の金利になります。また、保証料など初期費用も金融機関によって異なります。

金利は変動金利、短期固定、長期固定の順に高くなっています。


【フラット35】
フラット35は金利が最長35年間固定されているローンで、返済年数15年以上なら申し込みできます。住宅金融支援機構(国)と民間金融機関が提携して融資します。金利は金融機関によって異なりますが、銀行等の長期固定金利より低めに設定されています。金利が変化しないので、将来の金利上昇リスクが少ないメリットがあります。

フラット35には、購入する物件の広さや品質など一定の条件があるので事前に確認が必要です。また、省エネルギー性や耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性などに優れた家を買う場合は、一定期間金利引き下げが受けられる「フラット35S」を利用することも出来るので確認してみましょう。

住宅ローンは、民間ローンを中心に商品が豊富です。金利差や付加サービス内容など、特徴も様々などで、情報収集をしっかりして、自分に合ったローン、利用できるローンを確認しましょう。
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