奥三河の山の木を購入して作ったK様邸 豊川市一宮町
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奥三河の山の木を購入して作ったK様邸 豊川市一宮町
【3畳半の小上がり和室】
ベンチ代わりに腰かけ、昇り降りも困らない高さに設定してあります。
テーブルに座った人と目線がそろう高さでダイニングとの一達感があります。
この上がり框と押入れの横の柱は、K様が設楽の山に生えているヒノキを立木のまま購入されたものです。
「ゆかりのある山の木を使ってぜひ建てたい。」とのご希望が実現しました。
どんな丸太をどれだけ購入するか、設計と並行してながら丸太の見立て、伐採、製材の手配まで佐々木がさせて頂きました。
小上がりは上り端に框【桧ムク】を付けて、大きな床の間をイメージしています。
お雛様を飾るスペースとしても利用します。
南北通風のために押入れの横に地窓を設け、板張り部分はお花を生ける座床に。
3畳あるので臨時の宿泊スペースとしても利用できるよう寝具の収納のための押入れも設けてます。
記念に残こるよう、畳コーナーの壁は家族で塗られました。
まずは左官屋さんのレクチャーです。
K様は家づくりを家族の思い出になる大切なイベントだとお考えでした。
それで立木の伐採を家族で見学されたり上棟で餅投げされたりと、いろいろ家づくりを楽しまれました。
チャレンジはお子様から。途中で私(佐々木)も飛び入りで塗らせて頂きました。
【立木の伐採】
k様の家は丸太を立木のまま購入して、伐採、製材するところからオーダーメイドです。
こちらはご家族で伐採の様子を見学していただいた時の様子。
伐採してくれたのは設楽森林組合のメンバーです。
どこの場所のどの木を何本伐るかは、お施主様にお任せいただき設計図面と照らし合わせ森林組合と奥三河木材協同組合の組合長と私(佐々木)と山主さんで相談して決めさせて頂きました。
こちらは休憩時間に撮った記念写真。
森林組合のお二人は、チエーンソーを担いだポーズが決まってます。
後ろに見えるのが伐採した丸太です。
【キッチンからの借景】
リビング東側の窓は位置を高めにして大きめの窓を入れました。
駐車場の人影は隠れ、隣家の庭木、遠くには吉祥山が楽しめる窓になりました。
キッチンに立つと窓からの風景に季節を感じながら家事ができます。
ちょっとした窓の配置、高さやサイズのくふうで暮らしを楽しめます。
【2階窓】
遠くの山の景色が楽しめる2F子供室のピクチャーウインドウ。
腰壁は桧。
お施主様ご支給の丸太をできるだけ使いたくて柱や土台を製材した残り部分で板を作りました。
材料の板が有るので子供部屋も腰壁にしました。高さを窓にあわせることでスッキリします。
木をふんだんに使う家では、スッキリ見せるように工夫すると垢ぬけた印象となります。
【リビングの窓】
南側はテレビを置くため壁をある程度広くしています。
掃き出し窓は2.6M巾の大型サイズ。
南側は隣家ですが死角になるため、広めのデッキとアルミテラスを設けました。
「雨の日でも気兼ねなく洗濯物が干せて、脱衣場の洗濯機からも近くて便利。」(奥様談)と重宝されてます。
【トイレ手洗い】
陶器製ボウルを組み合わせました。
【洗面室と窓】
洗面カウンターと窓枠の高さを揃え窓には防犯の格子を設置。
奥まった場所のため明るさを確保できるよう、大型の窓を設けています。
西や北の窓でも大きくすることで安定した明るさを確保出来ます。
ヒノキの床・シックイの壁 豊橋市H邸
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