奥三河の山から伐り出したヒノキで作った二世帯の家 一宮町K様邸

寄棟外観
【外観】
シンプルにすっきりとまとめました。南側も建物が迫っているので明るさをどうやって確保するか、東の駐車場を少しでも広くするために建物を西側一杯に配置して、1F平屋部分の軒の出を2F屋根より15㎝ほ度抑えています。1Fは目線に近く軒の出幅が2Fと比べると大きく感じるため違和感を感じさせません。軒出し幅は、屋根勾配と同じで1、2Fを必ずしも同じにする必要は無いので、見え方を考えて工夫しています。

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【玄関アプローチ】
限られたスペースを有効に生かした玄関ポーチ。敷地一杯なので軒があまり出せず、雨どいを付けないと隣地に雨水が飛び込みますので省略して軒を深く見せることもかないません。雨が振り込まない様、また見た目が間延びしない様、屋根高をかなり低く押させバランスを整えています。
借景
【キッチンからの借景】
リビング東側の窓は位置を高めにして大きめの窓を入れました。駐車場の人影は隠れ、お隣の庭木の緑と遠くには吉祥山が楽しめる窓になりました。キッチンで家事をしながら窓見ると、季節の移ろいを感じながら家事ができます。ちょっとした窓の工夫で楽しむことができます。
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【2階窓】
遠くの山の景色が楽しめる2F子供室のピクチャーウインドウ。ちょうどリビングの窓の上に位置します。
腰壁は桧。お施主様が丸太をご支給下さったので、できるだけ無駄なく使おうと柱、土台を取った残りで板を作っておきました。せっかくなので出来るだけ使い切ろうということで子供部屋も腰壁にしました。腰壁の高さを窓の下にあわせることでスッキリ見せています。木をふんだんに使う家では、このようにすっきり見せるチョットした工夫の積み重ねが垢ぬけた印象となりより美しく見せます。
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【リビングの窓】
東側の窓は明るさを確保し借景を楽しめる位置に設定しています。南側はテレビを置くため壁をある程度広くし、掃き出し窓は2.6M巾の大型サイズ。南側は隣家で外部からは死角になるため、実用を優先し広めのデッキとアルミテラスを設けました。

「雨の日でも気兼ねなく洗濯物が干せて、脱衣場の洗濯機からも近くて便利。」(奥様談)と重宝されてます。
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【リビングダイニング】
キッチンの奥には個室、洗面コーナーお風呂やトイレなどが配置されています。畳コーナー横は階段室です。扉を開けて二階へ行き来します。


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【3畳半の小上がり和室】
腰かけられ、上がり降りも困らない丁度いい高さです。ダイニングテーブルに座った人とほぼ目線がそろいます。奥の地窓へ風が抜け、夏の昼寝を楽しむにもってこいですね。春にはお雛様を飾るスペースになります。

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【トイレ手洗い】
ヒノキの腰壁に似合って、かつコンパクトに収めるためセラトレーディングで調達した陶器製ボウルを組み合わせました。
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【洗面室と窓】
洗面カウンターと窓枠の高さを揃え窓には防犯の格子を設置。奥まった場所のため明るさを確保できるよう、大型の窓を設けています。西や北の窓でも大きくすることで安定した明るさを確保出来ます。